「綿々」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「綿々」という表現は「綿々と続いてきた私たち人類の歴史を振り返っていきましょう」などの文章で使われますが、「綿々」にはどのような意味があるのでしょうか?
「綿々」という表現の「意味・読み方・使い方・例文と解釈・類義語」について、詳しく解説していきます。
目次
- 「綿々」の意味
- 「綿々」の表現の使い方
- 「綿々」を使った例文と意味を解釈
- 「綿々」の類語や類義語
「綿々」の意味
「綿々」という表現は、「終わりなく長く続いているさま」や「途中で絶えることなく継続しているさま」を意味しています。
更に「綿々」という言葉には、「細々としている様子」や「物事・語り口調などが事細かなさま」の意味合いもあります。
- 「綿々」の読み方
「綿々」の読み方
「綿々」の読み方は、「めんめん」になります。
「綿々」の表現の使い方
「綿々」の表現の使い方を紹介します。
「綿々」の表現の使い方は、「ある物事・言動などが、途切れることなくずっと長く続いている場合」に使うという使い方になります。
例えば、「この地域で先祖から綿々と受け継がれてきたお祭りの慣習を、ここで途絶えさせてはいけないと考えています」といった文章で、「綿々」の表現を使えます。
また「綿々」の表現は、「綿々とした作業をしています」の文章のように、「物事・行為などが事細かなさま」を指して使うこともできます。
「綿々」を使った例文と意味を解釈
「綿々」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「綿々」を使った例文1
- 「綿々」を使った例文2
「綿々」を使った例文1
「曽祖父以前から綿々と受け継がれてきたこの伝統産業の技を、私の代で失わせるわけにはいきません」
この「綿々」を使った例文は、「綿々」という表現を、「曽祖父以前から、途絶えることなくずっと受け継がれてきたこの伝統産業の技を」という意味を持つ文脈で使っています。
「綿々」を使った例文2
「母が亡くなってから遺品整理をしていると、いろいろな過去の思い出が綿々と書き綴られた手紙が出てきました」
この「綿々」を使った例文は、「いろいろな過去の思い出が、事細かな筆致で書き綴られた手紙が出てきた」という意味合いで、「綿々」という表現を使用しています。
「綿々」の類語や類義語
「綿々」の類語や類義語を紹介します。
- 「継続」【けいぞく】
- 「万古不易」【ばんこふえき】
「継続」【けいぞく】
「継続」という表現は、「ずっと続いているさま・続けているさま」や「途中で絶えていないこと」を意味しています。
その意味合いから、「継続」という表現を、「途中で終わることなく続いているさま」を意味する「綿々」の類語(シソーラス)として解釈できます。
「万古不易」【ばんこふえき】
「万古不易」という四字熟語の表現は、「遥か遠くの昔からずっと変わっていないさま」や「どれだけの歳月が経過しても変わらずに続いているさま」を意味しています。
この意味から、「ある物事・活動が途絶えることなく長く継続しているさま」を意味する「綿々」の類義語として、「万古不易」という四字熟語を上げることができるのです。
この記事で説明した「綿々」の表現には、「ある物事・行為が、終わることなく長く継続しているさま」や「細々としているさま」などの意味があります。
「綿々」の類語・類義語として、「継続」「万古不易」などがあります。
「綿々」という言葉について詳しく調べたい時は、この記事を参考にしてみて下さい。