「寒々しい」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「寒々しい」という言葉はどのような意味があり、使い方をするのかご存知でしょうか。
ここでは言葉の意味、使い方、例文などを詳しく解説しています。
では一緒に「寒々しい」という言葉の理解を深めていきましょう。
目次
- 「寒々しい」の意味
- 「寒々しい」の表現の使い方
- 「寒々しい」を使った例文と意味を解釈
- 「寒々しい」の類語や類義語
「寒々しい」の意味
「寒々しい」とは、見た目的にいかにも寒そうであるといった意味合いと、何もない部屋などで趣がない、面白みがない、単調でつまらないといった時にも使います。
- 「寒々しい」の読み方
「寒々しい」の読み方
「寒々しい」の読み方は、「さむざむしい」になります。
「寒々しい」の表現の使い方
「寒々しい」の表現の使い方を紹介します。
「寒々しい」は見た目に寒そうである人や、いかにも寒いだろうという時に使います。
例えば寒い季節に薄着をしている人を見た時に「そんな寒々しいファッション、こっちまで寒くなる」「冬の雨は寒々しい」などと使います。
それとは別にひどく殺風景、単調でつまらないといった時にも「寒々しい」を使います。
「あなたの部屋、何だか寒々しい」「一人暮らしの寒々しい部屋だが、私には落ち着く場所なのだ」などと表現します。
家具が少ない、物が少ない、装飾に乏しい部屋などに使われます。
「寒々しい」は本当に寒いという時ではなく、そのような感じがする、様子がするという時に使う形容詞と覚えておきましょう。
「寒々しい」を使った例文と意味を解釈
「寒々しい」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「寒々しい」を使った例文1
- 「寒々しい」を使った例文2
「寒々しい」を使った例文1
「友人には寒々しい部屋と言われるが、僕からしたら、余計な物がないシンプルライフが気に入っている」
殺風景な部屋のことを「寒々しい部屋」と表現しますが、例文のように余計な物がない部屋を好む人もいます。
シンプルライフ、ミニマリストと言われる人たちのことです。
「寒々しい」を使った例文2
「寒々しい冬の夕方には、暖かい部屋で熱いコーヒーを飲むのが一番さ」
いかにも寒そうな感じということを「寒々しい」と言います。
「寒々しい」の類語や類義語
「寒々しい」の類語や類義語を紹介します。
- 「侘しい」【わびしい】
- 「辛気臭い」【しんきくさい】
「侘しい」【わびしい】
「侘しい」とは複数の意味がありますが、心が乾いている、不安定であったり、寂しいといった気持ちのことや、静かで、寂しい、華やかさがない、貧しいといった意味があります。
いずれにしましても、暗いイメージがあることは共通です。
「侘しい部屋で一人暮らしをしている」「僕の故郷は何もなく、侘しい場所だ」「侘しい暮らしに、心まですさんでしまったのか」などと使います。
「辛気臭い」【しんきくさい】
「辛気臭い」とは、思うようにはいかず、イライラとする、気が滅入るといった意味があります。
ようするに暗い、じめっとしている、単調でつまらないといったニュアンスを含みます。
「毎日、辛気臭い話ばかりするんじゃない」「あの人がいると辛気臭い、もっと愛想良くできないものだろうか」「本当に辛気臭い部屋だ、絵でも飾ったらいいのに」という風に使います。
いかがでしたでしょうか。
「寒々しい」という言葉の意味、使い方、例文などまとめてお伝えしました。
それでは言葉の意味を正しく理解して使いこなしてください。