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「又候」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈

「又候」という言葉はどのような意味があり、使い方をするのかご存知でしょうか。

ここでは言葉の意味、使い方、例文などを詳しく解説しています。

では一緒に「又候」という言葉の理解を深めていきましょう。

又候

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目次

  • 「又候」の意味
  • 「又候」の表現の使い方
  • 「又候」を使った例文と意味を解釈
  • 「又候」の類語や類義語


「又候」の意味

「又候」の意味

「又候」とは、またまた、またしてもという意味になります。

  • 「又候」の読み方

「又候」の読み方

「又候」の読み方は、「またぞろ」になります。



「又候」の表現の使い方

「又候」の表現の使い方

「又候」を使った表現を紹介します。

「又候」とは若い世代の人はあまり日常会話で使わない言葉かもしれません。

「またそうろう」という言葉から転じて「又候」と言うのですが、これは副詞でまたまた、またしてもといった時に使います。

ただ、意味合いとしては悪いことがまた起こったとう時に使いますので、注意をしておきましょう。

「治っていたかと思われたが又候、風邪がぶり返した」「又候、例の話を蒸し返してきた」「又候、苦情を言いにやって来た」などと使います。

「又候」を使った例文と意味を解釈

「又候」を使った例文と意味を解釈

「又候」を使った例文とその意味を解釈していきます。

  • 「又候」を使った例文1
  • 「又候」を使った例文2

「又候」を使った例文1

「又候、姑から電話がかかってきて説教が始まった、これで午前中は潰れてしまうと覚悟した」

いつもあること、毎度のこと、といった意味を「又候」という言葉で表現します。

毎度のことの内容が悪いことに使います。

例文のように姑からの説教の電話は好ましい物事ではありませんので「又候」が当てはまるわけです。

「又候」を使った例文2

「又候、悪い癖が出たのか、失言で炎上騒ぎである」

またしても、またまたという意味で「又候」は使います。

いいことが繰り返し起こる時には「又候」は使いません。

好ましくないことに対して、ということを覚えておきましょう。

例文は、またしても、失言で炎上騒ぎを起こしてしまったということを嘆いているのです。



「又候」の類語や類義語

「又候」の類語や類義語

「又候」の類語や類義語を紹介します。

  • 「案の定」【あんのじょう】
  • 「またしても」
  • 「毎度のごとく」【まいどのごとく】

「案の定」【あんのじょう】

「案の定」とは自分が思った通りのことが起こる時に言う言葉です。

どちらかと言えば、好ましくないこと、悪い物事に使います。

「案の定、喧嘩だ」「案の定、ダメだった」などと表現します。

「またしても」

「またしても」とは、同じことがまた繰り返されるという時に使う言葉です。

どちらかと言えば、良くないことに使います。

「彼はまたしても、迷惑行為をした」「またしても、騙された」「彼女はまたしても、信頼を裏切る行動をとった」などと使います。

「毎度のごとく」【まいどのごとく】

「毎度のごとく」とはいつもの通り、毎回の同じこと、といった意味で使います。

「もう飲まないと言って、毎度のごとく酔っているじゃないか」「毎度のごとく禁煙すると言って三日と持たない」「あの夫婦は喧嘩すると、毎度のごとく離婚すると騒ぐ」などと表現します。

icon まとめ

いかがでしたでしょうか。

「又候」という言葉の意味、使い方、例文などまとめてお伝えしました。

それでは言葉の意味を正しく理解して使いこなしてください。