「隔離」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「隔離」という言葉はどのような意味があり、使い方をするのかご存知でしょうか。
ここでは言葉の意味、使い方、例文などを詳しく解説しています。
では一緒に「隔離」という言葉の理解を深めていきましょう。
目次
- 「隔離」の意味
- 「隔離」の表現の使い方
- 「隔離」を使った例文と意味を解釈
- 「隔離」の類語や類義語
「隔離」の意味
「隔離」とは、二つの物事の差が大きくなったり、差ができることという意味と、他から離して別にするという意味とがあります。
- 「隔離」の読み方
「隔離」の読み方
「隔離」の読み方は、「かくり」になります。
「隔離」の表現の使い方
「隔離」を使った表現を紹介します。
「隔離」とはへだたることという意味と、他から離して別にするという意味とがあります。
例えば、相手と自分との考え方や行動があまりにもかけ離れている、距離感があるという時は「彼と僕の間には天と地ほどの隔離がある」という風に表現します。
続いて、他から離して別にするという意味です。
どちらかと言えばこちらの意味合いで使うことの方が多いでしょう。
「伝染病患者を隔離する必要がある」「彼女をどこかへ隔離したところで、仲間に連絡が行き渡っているならば無意味だ」「母は昔、感染した時に隔離病棟に入っていたこともある」などと使います。
「隔離」を使った例文と意味を解釈
「隔離」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「隔離」を使った例文1
- 「隔離」を使った例文2
「隔離」を使った例文1
「あの二人は顔を合わせれば喧嘩をして危険だ、気持ちが落ち着くまで彼をしばらく実家に隔離させようかと思っている」
二人がいる場所を遠く引き離すことを「隔離」と表現します。
例文のように、仲が悪くいがみ合っている者同士は顔を合わせることができない環境にする為、距離を離す方がいいでしょう。
「隔離」を使った例文2
「感染者を隔離したが時すでに遅しで、すでに新たに感染した者が何名か出ている」
伝染病などにかかった者を、感染していない人から引き離し、別にすることを「隔離」と言います。
「隔離」の類語や類義語
「隔離」の類語や類義語を紹介します。
- 「隔絶」【かくぜつ】
- 「分離」【ぶんり】
- 「孤立」【こりつ】
「隔絶」【かくぜつ】
「隔絶」とは遠く、離れていることを言います。
「ここは本土から隔絶された島で、買い物などはかなり不便そうだが自然が豊かなので魅力的だ」「私は一族の者たちから隔絶しているので、兄が今どうしているかなど知りません」という風に使います。
「分離」【ぶんり】
「分離」とは漢字の通り、分けて離すという意味になります。
「同居とは言っても世帯分離しているので、親世帯のお財布事情は詳しくはわかりません」「態度が悪い連中は、同じグループに入れると厄介なのでそれぞれ分離させておこう」などと使います。
「孤立」【こりつ】
「孤立」とは他から離れて、一人になること、またはそうさせることを言います。
「彼だけ、どうして孤立しているのだろう」「孤立しているので同情されやすいが、それほど苦痛ではない」などと使います。
いかがでしたでしょうか。
「隔離」という言葉の意味、使い方、例文などまとめてお伝えしました。
それでは言葉の意味を正しく理解して使いこなしてください。