「悪計」の意味とは！類語や例文など詳しく解釈

「悪計」の意味

「悪計」とは悪意のあるはかりごと、計画のことを言います。

• 「悪計」の読み方

「悪計」の読み方

「悪計」の読み方は、「あっけい」になります。

「悪計」の表現の使い方

「悪計」の表現の使い方を紹介します。

「悪計」とは最初から悪意があるはかりごとのことを言います。

何か計画を立てて結果的に誰かが困ることになる、という場合は「悪計」とは言いません。

しかし最初から、困らせようと考えてたてる計画、人を陥れるはかりごと、悪巧みなどは「悪計」となるのです。

「悪計」を使った例文と意味を解釈

「悪計」を使った例文とその意味を解釈していきます。

• 「悪計」を使った例文1
• 「悪計」を使った例文2

「悪計」を使った例文1

「あの連中は最近大人しいが、また悪計をめぐらせているのではないか」

普段、悪いことをする人たち、ろくでもないことを考えることを「悪計をめぐらす」と表現します。

例文は問題行動をする連中が大人しいのはまた悪いことを計画しているのではないかと、疑いの気持ちを言い表しているのです。

「悪計」を使った例文2

「悪計で身を滅ぼすとは、自業自得というものだ」

悪いことをすれば、悪いことが自分に返ってくる、これが自業自得という言葉の意味なのですが、悪意のあるはかりごとをすれば、自分に悪いことが起こり結果的に身の破滅となることを例文は言っているのです。

「悪計」の類語や類義語

「悪計」の類語や類義語を紹介します。

• 「悪巧み」【わるだくみ】
• 「謀略」【ぼうりゃく】
• 「奸計」【かんけい】
• 「陰謀」【いんぼう】

「悪巧み」【わるだくみ】

「悪巧み」とは悪いことを考えること、またその内容のことを言います。

「そんな、悪巧みに引っかかるほど僕は愚かじゃない」「またしても、夫が悪友と悪巧みをしているのではないかと心配になる」などと使います。

「謀略」【ぼうりゃく】

「謀略」とは人を陥れる為のはかりごとという意味になります。

「こうなれば、謀略戦だ」「敵の謀略に、騙されるとはなんと浅はかな上司だ」「出世のことばかり考えて謀略をめぐらす連中の中で、彼だけは違った」などと使います。

「奸計」【かんけい】

「奸計」とは悪い計画という意味になります。

「暇さえあれば、奸計をめぐらすような女だ、気をつけろ」「奸計にはまって、失脚した」「こんな奸計を見抜けないとは、お前もまだまだだ」という風に使います。

「陰謀」【いんぼう】

「陰謀」とはひそかに、計画をする悪い企てのことを言います。

「これは俺を失脚させる陰謀だ」「一年前から、二人は密会を重ねて陰謀をめぐらすようになった」「この事件は、前から陰謀説がささやかれているのだが、はっきりとした証拠はない」などと使います。