「陰謀」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
映画やドラマ、或いはビジネスなどで「陰謀」という言葉が使われることがあります。
一体どの様な意味なのか、類語や例文なども併せて紹介します。
目次
- 「陰謀」の意味
- 「陰謀」の表現の使い方
- 「陰謀」を使った例文と意味を解釈
- 「陰謀」の類語や類義語
「陰謀」の意味
「陰謀」の意味は以下の2つです。
1つ目は、「密かにたくらむ悪いこと」という意味で、人を陥れる為に周囲の人には秘密にして、自分一人、或いは実行する人のみで進める悪い計画のことを言います。
2つ目は「法律で2人以上の者が犯罪の計画や相談をすること」という意味で、実際に犯罪を行わなくても犯罪を目的として計画を立てることを言います。
- 「陰謀」の読み方
- 「陰謀」の言葉の成り立ち
「陰謀」の読み方
「陰謀」の読み方は、「いんぼう」になります。
「かげぼう」と読み間違わない様にしましょう。
「陰謀」の言葉の成り立ち
「陰謀」の「陰」は「かげ」とも読み、「易学で陽の反対に位置する性質」「ネガティブな気質」「人目につかない部分」という意味があります。
「謀」は「はかりごと」とも読み、「うまく行く様にはかる」「考えをめぐらす」「悪事をたくらむ」という意味があります。
これらの言葉が組み合わさり「人目につかない部分で悪事をたくらむ」という意味で使われています。
「陰謀」の表現の使い方
「陰謀」の表現の使い方を紹介します。
- 文法的な使い方
- 悪い意味使われる
文法的な使い方
「陰謀」は名詞であり、文末に使う時には「陰謀を企てる・企てた」「陰謀を図る・図った」など、「計画する」という意味の動詞を伴って使われます。
悪い意味使われる
「陰謀」は人を騙したり、陥れたり、危害を加える為に考えを巡らす時に使います。
非常に悪い意味ですので、つい軽い気持ちで使うと聞いている人に誤解を与えてしまいます。
あらぬ噂を立てられてしまうと人間関係が悪くなるので注意しましょう。
「陰謀」を使った例文と意味を解釈
「陰謀」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「陰謀」を使った例文1
- 「陰謀」を使った例文2
「陰謀」を使った例文1
「彼は陰謀を企んだが実行前にバレて地位を失った」
ビジネスで、自分より上の立場の人を陥れようと悪い計画を立てましたが、実行する前に周囲の人に知られてしまい、会社を辞めざるを得なくなってしまったことを表しています。
「陰謀」を使った例文2
「どうにかして上司を辞めさせたいと陰謀を図っている」
自分が気に入らない上司を何とかして辞めさせたいと思い、あらぬ噂を広めようか、パワハラやモラハラなどをでっちあげて訴えようかなどと悪いことを考えています。
「陰謀」の類語や類義語
「陰謀」の類語や類義語を紹介します。
- 「悪巧み」【わるだくみ】
- 「奸計」【かんけい】
「悪巧み」【わるだくみ】
「人に迷惑をかけたり著しく害を与える様なよくない計画のこと」という意味です。
「奸計」【かんけい】
「人を陥れる様な悪いたくらみのこと」という意味です。
「陰謀」は「密かにたくらむ悪いこと」「法律で2人以上の者が犯罪の計画や相談をすること」という意味があります。
良くない言葉ですので慎重に使いましょう。