「折衝を重ねる」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「折衝を重ねる」という言葉はどのような意味があり、使い方をするのかご存知でしょうか。
ここでは言葉の意味、使い方、例文などを詳しく解説しています。
では一緒に「折衝を重ねる」という言葉の理解を深めていきましょう。
目次
- 「折衝を重ねる」の意味
- 「折衝を重ねる」の表現の使い方
- 「折衝を重ねる」を使った例文と意味を解釈
- 「折衝を重ねる」の類語や類義語
「折衝を重ねる」の意味
「折衝を重ねる」とは、自分側に有利になるようにと、相手と駆け引きを行うことを、何度も繰り返すことを言います。
- 「折衝を重ねる」の読み方
「折衝を重ねる」の読み方
「折衝を重ねる」の読み方は、「せっしょうをかさねる」になります。
「折衝を重ねる」の表現の使い方
「折衝を重ねる」を使った表現を紹介します。
「折衝を重ねる」の「折衝」とはあまり日常会話では使わないかもしれませんが、意味は敵の衝いてくる矛先をくじくということで、つまりは相手の思うようにはさせない、自分にとって有利となるように駆け引きをするといったことになります。
外交的、政治的駆け引きのことを「折衝」と言います。
そして「重ねる」とは何度も同じことをするという意味になりますので「折衝を重ねる」とは、駆け引きを重ねている時に使う言葉なのです。
「数年前から、折衝を重ねるが上手くいかない」「上司が先方と折衝を重ねる様子を見守るしかできないのが辛い」などと使います。
「折衝を重ねる」を使った例文と意味を解釈
「折衝を重ねる」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「折衝を重ねる」を使った例文1
- 「折衝を重ねる」を使った例文2
「折衝を重ねる」を使った例文1
「長い間、折衝を重ねるも、双方譲れないと頑固に張り合うので問題は平行線のままである」
「折衝を重ねる」とは、有利に物事を進める為の話し合いを繰り返すことを言います。
しかしそれが自分だけでなく相手側も同じことを思っているわけですから、問題は平行線を辿っていると例文は言い表しているのです。
「折衝を重ねる」を使った例文2
「こうやって我々が折衝を重ねているのに、あいつが一人裏切り行為をしたのは許せない」
「折衝を重ねる」とは、交渉、話し合いを何度もしているという意味になります。
例文は、自分達が有利になるようにと話し合いをしている最中、裏切り行為をされたことが許せないと言っているのです。
「折衝を重ねる」の類語や類義語
「折衝を重ねる」の類語や類義語を紹介します。
- 「交渉を何度も行う」【こうしょうをなんどもおこなう】
- 「駆け引きを繰り返す」【かけひきをくりかえす】
「交渉を何度も行う」【こうしょうをなんどもおこなう】
「交渉を何度も行う」とは、ある物事を実現させる為に、話し合いを繰り返していることを言います。
「先方とは交渉を何度も行っているが、合意には至っていない」などと使います。
「駆け引きを繰り返す」【かけひきをくりかえす】
「駆け引きを繰り返す」とは相手の出方を見ながら自分側が有利になるような話し合いを何度もしていることを言います。
「駆け引きを繰り返すだけで、結局何にもなっていない」「彼らは、駆け引きを繰り返しているが、あれじゃ何年経っても駄目だろう」などと使います。
いかがでしたでしょうか。
「折衝を重ねる」という言葉の意味、使い方、例文などまとめてお伝えしました。
それでは言葉の意味を正しく理解して使いこなしてください。