「言い伝え」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
この「言い伝え」は、日本以外にも世界の各地にたくさん存在しています。
目次
- 「言い伝え」の意味とは?
- 「言い伝え」の表現の使い方
- 「言い伝え」を使った例文と意味を解釈
- 「言い伝え」の類語や類義語
「言い伝え」の意味とは?
「言い伝え」という言葉は、昔から伝わっている話の総称として使われています。
出所が分からないものも多くあり、くだらないとしか言えないものから、思わず考えさせられてしまうほどの話まで様々です。
その多くが常識的にとても本当だとは思えない内容ですが、そのような1つの物語だと考えておくといいでしょう。
- 「言い伝え」の読み方
「言い伝え」の読み方
「言い伝え」の読み方は、「いいつたえ」になります。
この「言い伝え」で正しい表記ですが、「云い伝え」と表記することもあります。
そちらでも間違いではなく、読み方も一緒です。
「言い伝え」の表現の使い方
「言い伝え」の表現の使い方を紹介します。
こんな「言い伝えがある」のように、その手の話をする前に使われることが多く、この言葉より、問題はその内容になります。
日本最古の歴史書と言われている「古事記」の中にも、そのようなものがいくつか見られ、須佐之男命(スサノオノミコト)や天照大御神(アマテラスオオミカミ)などの神々についての神話がいくつか書かれています。
「言い伝え」には、そのような「神」についての話が多く、海外では主に“Mythology”(神話)と呼ばれています。
「言い伝え」を使った例文と意味を解釈
「言い伝え」を使った例文と、その意味の解釈です。
歴史書に登場するような有名な話以外にも、このような話はいくらでもあります。
- 「言い伝え」を使った例文1
- 「言い伝え」を使った例文2
「言い伝え」を使った例文1
「流れ星の言い伝えがあるのは、日本だけではないようだ」
「流れ星を見付けたら、それが消えるまでに3回~」といった有名な言い伝えは、日本だけのものではありません。
この言い伝えの元は、キリスト教の教典である聖書に「天の神は、時々地上の様子の確認に天界の門を開ける。
その時に光が流れ落ちる」とあることに由来しています。
その時に神様にしっかり届くように、3回願いごとを繰り返すようになったとされており、日本だけのものという訳でもないのです。
「言い伝え」を使った例文2
「それはうちの村で代々伝わっている言い伝えだ」
言い伝えには出所が分からないものも多いと書きましたが、村などで昔から伝わっているものは特にそういった場合が多いです。
その中には村独自の神話と言えるものがあることも珍しくありません。
「言い伝え」の類語や類義語
「言い伝え」の類語や類義語を紹介します。
この言葉の方が分かりやすいという人も居るでしょう。
- 「伝説」【でんせつ】
「伝説」【でんせつ】
「言い伝え」は、この「伝説」だと言い換えて構いません。
「都市伝説」という使い方がありますが、昔からまことしやかにその都市に伝わっている「言い伝え」のことです。
「言い伝え」は、まともに捉えるものではありませんが、先の「流れ星」や「七夕伝説」のようなロマンチックなものもあり、頭から否定してしまうこともないでしょう。