「平仄を図る」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「平仄を図る」という言葉はどのような意味があり、使い方をするのかご存知でしょうか。
ここでは言葉の意味、使い方、例文などを詳しく解説しています。
では一緒に「平仄を図る」という言葉の理解を深めていきましょう。
目次
- 「平仄を図る」の意味
- 「平仄を図る」の表現の使い方
- 「平仄を図る」を使った例文と意味を解釈
- 「平仄を図る」の類語や類義語
「平仄を図る」の意味
「平仄を図る」とは、辻褄を合わせるようにするという意味ですが、騙す、誤魔化すといったニュアンスもあります。
- 「平仄を図る」の読み方
「平仄を図る」の読み方
「平仄を図る」の読み方は、「ひょうそくをはかる」になります。
「平仄を図る」の表現の使い方
「平仄を図る」を使った表現を紹介します。
「平仄を図る」の「平仄」とは辻褄、順序といった意味がある言葉です。
「図る」とは計画する、企てるという意味ですが、他人を騙すという意味もあります。
通常は「図られた」と受け身で使うことが多いのですが「図る」とは騙すになりますので「平仄を図る」とは辻褄が合うようにする、辻褄を合わせて誤魔化すといった意味合いに解釈できるでしょう。
「何とかして、平仄を図るいい方法はないものか」「平仄を図る為に、私に嘘をつけと言うのか」「組織ぐるみで平仄を図るとは恐ろしい、こうなると何も信じられない」などと使います。
「平仄を図る」を使った例文と意味を解釈
「平仄を図る」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「平仄を図る」を使った例文1
- 「平仄を図る」を使った例文2
「平仄を図る」を使った例文1
「相手に納得してもらう為、平仄を図るつもりらしいが、ばれた時はどうするのだろうか」
「平仄を図る」とは辻褄が合うようにする、筋が通るように作るという意味になります。
簡単に言うならば相手を誤魔化す言い訳というところですが、例文は、事実がばれた時にどう言い訳をするのだろうかと心配をしているのです。
「平仄を図る」を使った例文2
「一生懸命、平仄を図るが、矛盾だらけなので突っ込まれるとかなり厳しい部分がある」
「平仄を図る」とは筋が通るようにすることを言います。
しかしある意味作り話で誤魔化すといったことですから、矛盾が出てくるものです。
例文は細かい点を指摘されたら困ると言っているのです。
「平仄を図る」の類語や類義語
「平仄を図る」の類語や類義語を紹介します。
- 「矛盾がないよう画策する」【むじゅんがないようかくさくする】
- 「整合性がとれるようにする」【せいごうせいがとれるようにする】
「矛盾がないよう画策する」【むじゅんがないようかくさくする】
「矛盾がないように画策する」とは、辻褄が合わないことがないように、計画を立てることを言います。
「ずる賢いから、矛盾がないように画策するのはお手の物だろう」などと使います。
「整合性がとれるようにする」【せいごうせいがとれるようにする】
「整合性がとれるようにする」とは論理が首尾一貫する、物事がぴたりと合うようにするという意味で使います。
「後で困ることがないように整合性がとれるようにするんだ」という風に使います。
いかがでしたでしょうか。
「平仄を図る」という言葉の意味、使い方、例文などまとめてお伝えしました。
それでは言葉の意味を正しく理解して使いこなしてください。