「探し当てる」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
ビジネスや日常会話で「探し当てる」という言葉が使われることがあります。
一体どの様な意味なのか、類語や例文なども併せて紹介します。
目次
- 「探し当てる」の意味
- 「探し当てる」の表現の使い方
- 「探し当てる」を使った例文と意味を解釈
- 「探し当てる」の類語や類義語
「探し当てる」の意味
「探し当てる」の意味は「あちこち回って目的のものを上手く見つけ出すこと」です。
何かを見つけたい、欲しいと思った時に、できる限り多くの情報を集めたり、一箇所だけではなく様々な場所を巡った結果、目的のものを手に入れられることを言います。
最初はどこにあるか分らなかったものでも、努力の末に見つけ出して自分のものにする時の表現です。
- 「探し当てる」の読み方
- 「探し当てる」を分解して解釈
「探し当てる」の読み方
「探し当てる」の読み方は、「さがしあてる」になります。
特に難しい漢字ではないので読み書きできる様にしておきましょう。
「探し当てる」を分解して解釈
「探し当てる」は「探し+当てる」で成り立っています。
「探し」は動詞「探す」の連用形で「見つけ出そうと方々を見たり歩いたり、人に聞いたりすること」という意味です。
「当てる」は「あるものにもう一つのものをぶつける」という意味の他に、「推測が正しいこと」という意味があります。
これらの言葉が組み合わさり「見つけ出す為に方々を見たり歩いたり、人に聞いたりして、その推測が正しいこと」という意味で使われています。
「探し当てる」の表現の使い方
「探し当てる」の表現の使い方を紹介します。
- 文法的な使い方
- 「探し当てる」と「捜し当てる」の使い分け
文法的な使い方
「探し当てる」は動詞を伴った表現で、文末にそのまま使えます。
副詞として使う時には「探し当てて」になり、受け身形として「探し当てられる」と使うこともあります。
「探し当てる」と「捜し当てる」の使い分け
「探し当てる」と同じ読み方をする表現に「捜し当てる」があります。
「探し当てる」は「実在しないかも知れないもの」「抽象的なもの」に対して使います。
「捜し当てる」は「実在しているもの」「失くしたもの」に対して使います。
「探し当てる」を使った例文と意味を解釈
「探し当てる」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「探し当てる」を使った例文1
- 「探し当てる」を使った例文2
「探し当てる」を使った例文1
「彼はとうとう理想の女性を探し当てた」
長い間婚活をしていて、理想の条件にあてはまる女性をやっとみつけたことを表しています。
「探し当てる」を使った例文2
「彼は埋蔵金を探し当ててみせると張り切っている」
埋蔵金の伝説を聞き、絶対に見つけてみせると本気になっている人を表します。
「探し当てる」の類語や類義語
「探し当てる」の類語や類義語を紹介します。
- 「突き止める」【つきとめる】
- 「嗅ぎ付ける」【かぎつける】
「突き止める」【つきとめる】
「不明な点を調べて明らかにすること」「居場所を調べて見つけること」という意味です。
「嗅ぎ付ける」【かぎつける】
「隠されているものを、気配や勘などで察してうまく見つけてしまうこと」という意味です。
「探し当てる」は「あちこち回って目的のものを上手く見つけ出すこと」という意味です。
一生懸命探した結果、見つけられた時に使いましょう。