「突き止める」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
ビジネスや日常会話で「突き止める」という言葉が使われることがあります。
一体どの様な意味なのか、類語や例文なども併せて紹介します。
目次
- 「突き止める」の意味
- 「突き止める」の表現の使い方
- 「突き止める」を使った例文と意味を解釈
- 「突き止める」の類語や類義語
「突き止める」の意味
「突き止める」の意味は以下の3つです。
1つ目は、「不明な点を調べて明らかにすること」という意味で、問題の原因などを調べることを言います。
2つ目は、「人の居場所などを調べて探し出すこと」という意味で、行方不明の人を探すことを言います。
3つ目は、「人を突き殺すこと」で、こちらの意味で使われることは少なくなります。
- 「突き止める」の読み方
- 「突き止める」を分解して解釈
「突き止める」の読み方
「突き止める」の読み方は、「つきとめる」になります。
「止める」は「とどめる」と読むこともありますが、「突き止める」の場合は「とめる」です。
「突き止める」を分解して解釈
「突き止める」は「突き+止める」で成り立っています。
「突き」は動詞「突く」の連用形で、「先のとがったもので刺すこと」という意味の他に「動詞の上に付き、接頭語とし動作の勢いを強める意」として使われます。
「止める」は「動いているものを動かさない様にする」「意識を集中する」という意味です。
これらの言葉が組み合わさり「不安定なものをしっかりと固定する」=「分らないことをはっきりさせる」という意味で使われています。
「突き止める」の表現の使い方
「突き止める」の表現の使い方を紹介します。
- 文法的な使い方
- 一生懸命調べた結果である
文法的な使い方
「突き止める」は動詞ですので、文末にそのまま使えます。
副詞として使う時には「突き止めて」になり、受動態・可能形として「突き止められた」と使うこともあります。
一生懸命調べた結果である
「突き止める」は自然に分るのではなく、自分で一生懸命調べてものごとをはっきりとさせた時に使います。
手間や時間がかかるというニュアンスも含んでいて、警察の捜査などにも使われます。
「突き止める」を使った例文と意味を解釈
「突き止める」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「突き止める」を使った例文1
- 「突き止める」を使った例文2
「突き止める」を使った例文1
「ついにシステムエラーの原因を突き止めた」
SEプログラマーが、システムエラーについて調べていたところ、時間をかけてやっと原因が分かったことを表します。
「突き止める」を使った例文2
「行方不明の家族の居場所を突き止めた」
借金など何らかのトラブルから失踪してしまった家族の居場所を調べていたところ、やっとどこにいるか分かったことを表します。
「突き止める」の類語や類義語
「突き止める」の類語や類義語を紹介します。
- 「捜し当てる」【さがしあてる】
- 「嗅ぎつける」【かぎつける】
「捜し当てる」【さがしあてる】
「あちこち捜して最終的に目的のものを見つけ出すこと」という意味です。
「嗅ぎつける」【かぎつける】
「どこにあるか分らないものを、気配や独自の情報などから探り当てることという意味です。
「突き止める」は、主に「不明な点を調べて明らかにすること」「人の居場所などを調べて探し出すこと」の2つの意味で使われます。
一生懸命調べてものごとを明らかにした時に使いましょう。