「滲み出る」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「滲み出る」という表現は「緊張しているせいか、汗が滲み出てきました」などの文章で使われますが、「滲み出る」にはどのような意味があるのでしょうか?
「滲み出る」という表現の「意味・読み方・使い方・例文と解釈・類義語」について、詳しく解説していきます。
目次
- 「滲み出る」の意味
- 「滲み出る」の表現の使い方
- 「滲み出る」を使った例文と意味を解釈
- 「滲み出る」の類語や類義語
「滲み出る」の意味
「滲み出る」という表現は、「水などの液体が、少しずつじわじわとしみて出てくること」を意味しています。
「滲み出る」という表現は、「性格・本質などが、自然に表にじわじわと出てくるさま」という意味合いも持っています。
- 「滲み出る」の読み方
「滲み出る」の読み方
「滲み出る」の読み方は、「にじみでる」または「しみでる」になります。
「滲み出る」の表現の使い方
「滲み出る」の表現の使い方を紹介します。
「滲み出る」の表現の使い方は、「水・汗などの液体が、徐々にじわじわと表にしみて出てくる場合」に使うという使い方になります。
例えば、「バッグの中で水筒をこぼして、スポーツドリンクが滲み出てきました」といった文章で使えます。
また「滲み出る」という表現は、「その人の性格・本質が、表面に自然と現れてくるさま」を意味して使う使い方もあります。
「滲み出る」を使った例文と意味を解釈
「滲み出る」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「滲み出る」を使った例文1
- 「滲み出る」を使った例文2
「滲み出る」を使った例文1
「交通事故で弾き飛ばされた時に、膝を強打して擦りむいたため、血液がズボンの下から滲み出てきました」
この「滲み出る」を使った例文は、「血液がズボンの下からじわじわとしみて出てきた」という意味を持つ文章で、「滲み出る」の表現を使っています。
「滲み出る」を使った例文2
「お客さんを丁寧に接客する女将さんの後ろ姿には、優しくて奥ゆかしい人柄が滲み出ていました」
この「滲み出る」を使った例文は、「滲み出る」という表現を、「優しくて奥ゆかしい人柄(本質)が、自然に現れていた」の意味合いで使用しています。
「滲み出る」の類語や類義語
「滲み出る」の類語や類義語を紹介します。
- 「浸出する」【しんしゅつする】
- 「現れる」【あらわれる】
「浸出する」【しんしゅつする】
「滲み出る」という表現は、「水・汗などの水分が、少しずつしみて表面に浸出すること」を意味しています。
「浸出する」というのは、「水などの液体が、しみ込んで外へと出ること」を意味する言葉です。
その意味合いから、「滲み出る」とほとんど同じような意味を持つ類語(シソーラス)として、「浸出する」という表現が上げられます。
「現れる」【あらわれる】
「滲み出る」という言葉は、「普段は表に出ていない人柄・性格・本質などが、段々と現れてくるさま」を意味しています。
この意味から、「姿を見せる・認識できるように出てくる」を示す「現れる」という表現を、「滲み出る」とよく似た類義語として解釈することができます。
この記事で紹介した「滲み出る」の表現には、「水などの液体が、じわじわと表面にしみて出てくること」や「その人の性格・人間性・本質などが、自然に表出してくるさま」などの意味があります。
「滲み出る」の類語・類義語として、「浸出する」「現れる」などがあります。
「滲み出る」という言葉について詳しく調べたい時は、この記事を参考にしてみて下さい。