「張り込み」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
ドラマや映画、小説などで「張り込み」という言葉が使われることがあります。
一体どの様な意味なのか、類語や例文なども併せて紹介します。
目次
- 「張り込み」の意味
- 「張り込み」の表現の使い方
- 「張り込み」を使った例文と意味を解釈
- 「張り込み」の類語や類義語
「張り込み」の意味
「張り込み」の意味は以下の4つです。
1つ目は「貼り込み」とも書き、「レシートや領収証などを台紙にはりつけること」という意味で、経費を精算する時などに使われます。
2つ目は「ある場所に待機して見張ること」という意味で、刑事や探偵が証拠を掴む為にする方法で、映画やドラマなどによく使われます。
3つ目は「思い切って大金を使うこと」という意味で、結果に期待してお金を使ことを言います。
4つ目は「高圧的な態度で人に文句をいうこと」という意味で、人に対して大声で威張ることを言います。
- 「張り込み」の読み方
- 「張り込み」を分解して解釈
「張り込み」の読み方
「張り込み」の読み方は、「はりこみ」になります。
特に難しい漢字ではないので読み書きできる様にしておきましょう。
「張り込み」を分解して解釈
「張り込み」は「張り+込み」で成り立っています。
「張り」は動詞「張る」の連用形で数多くの意味があり、「広がりのびる」「膨らませる」「一面におおう」「盛んになる」「気持ちが引き締まる」「こわばる」「度を超す」「対抗する」「押し通す」「構える」「飾る」「監視する」「平手ではたく」「金銭をかける」になります。
「込み」は「一ヵ所に多くの人や物が集まる」という意味の他に、動詞の連用形に付き「中に入る」「ある状態のまま続ける」「すっかりその状態になる」「徹底的にする」という意味があります。
これらの言葉が組み合わさり、「監視状態を続ける」「徹底的に金銭をかける」「自分の意見を押し通し続ける」という意味で使われています。
「張り込み」の表現の使い方
「張り込み」の表現の使い方を紹介します。
- 文法的な使い方
- 「見張る」の意味で使われることが多い
文法的な使い方
「張り込み」は名詞で、文末に使う時には動詞を伴って「張り込みをする・した」になります。
動詞形は「張り込む」で、こちらで使われることも多くあります。
「見張る」の意味で使われることが多い
最近ではテレビで多くの刑事や探偵ドラマが放映されていることから、「張り込み」は「証拠を掴む為に隠れて見張る」という意味で使われることがほとんどです。
日常会話でもこちらの意味で解釈されることが多いので、誤解されない様に使いましょう。
「張り込み」を使った例文と意味を解釈
「張り込み」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「張り込み」を使った例文1
- 「張り込み」を使った例文2
「張り込み」を使った例文1
「探偵が張り込みをして浮気の証拠を掴んだ」
探偵が浮気調査を依頼されて、外でずっと待機して証拠の画像を撮影したことを表します。
「張り込み」を使った例文2
「競馬で思い切って張り込んだ」
競馬で絶対勝つと確信した馬に大金を使ったことを表しています。
「張り込み」の類語や類義語
「張り込み」の類語や類義語を紹介します。
- 「監視」【かんし】
- 「奮発」【ふんぱつ】
「監視」【かんし】
「悪いことが起きない様に注意して見張ること」という意味です。
「奮発」【ふんぱつ】
「思い切って金品をだすこと」という意味です。
「張り込み」には4つの意味がありますが、最も多く使われるのは「ある場所に待機して見張ること」という意味です。
刑事や探偵ドラマの話題が出た時に使いましょう。