「言葉を選ぶ」の意味とは！類語や例文など詳しく解釈

「言葉を選ぶ」の意味

「言葉を選ぶ」とは、ストレートに言わずに、柔らかく伝えたり、相手を刺激しないような言い方をすることを言います。

• 「言葉を選ぶ」の読み方

「言葉を選ぶ」の読み方

「言葉を選ぶ」の読み方は、「ことばをえらぶ」になります。

「言葉を選ぶ」の表現の使い方

「言葉を選ぶ」を使った表現を紹介します。

「言葉を選ぶ」とははっきりと事実を伝えずに、遠まわしな表現にしたり、相手に配慮した言い方をするという時に使う言葉です。

例えば、デリケートな人には事実をそのまま言ってしまうと、傷つけてしまいます。

そこで遠まわしに言ったり、柔らかい言葉を使うことを「言葉を選ぶ」と表現します。

また、それとは逆にすぐに怒りやすい人、攻撃的になる人にも、遠まわしに言ったり、優しい言い方をすることがあります。

それは事実を伝えると、怒り出して収拾がつかなくなるからです。

使い方としては「彼女が倒れるといけないから、言葉を選ぶようにしなさい」「彼はすぐに頭に血が上るから、何を言うにも言葉を選ぶよ」「事実を言えばいいわけじゃない、こんな時は言葉を選ぶのがマナーだろう」などと使います。

「言葉を選ぶ」を使った例文と意味を解釈

「言葉を選ぶ」を使った例文とその意味を解釈していきます。

• 「言葉を選ぶ」を使った例文1
• 「言葉を選ぶ」を使った例文2

「言葉を選ぶ」を使った例文1

「おめでたい場では、気をつけて言葉を選ぶようにしなさい」

例えば、結婚式のようなおめでたい場においては、ネガティブな発言はしないものです。

わざわざ、暗くなるような話や、失敗談、縁起の悪いとされる言葉を持ち出す必要はないのです。

例文は、そのようなマナー、心遣いを「言葉を選ぶ」と言い表しています。

「言葉を選ぶ」を使った例文2

「あの人は、言葉を選ぶという配慮に欠けるから、結果的に揉め事ばかりになる」

後先を考えずに、はっきり言い過ぎる人というのは本人としては思ったことを言っただけであり、そこに悪意はないということが多いでしょう。

しかし、受け取る側からすれば悪意として受け取ってしまうこともあります。

ものの言い方を考えるということを「言葉を選ぶ」と言います。

「言葉を選ぶ」の類語や類義語

「言葉を選ぶ」の類語や類義語を紹介します。

• 「表現をぼかす」【ひょうげんをぼかす】
• 「オブラートに包んで言う」【おぶらーとにつつんでいう】

「表現をぼかす」【ひょうげんをぼかす】

「表現をぼかす」とは、話や内容がはっきり、くっきりしないように、曖昧にすることを言います。

「彼は一生懸命、表現をぼかすが、かなりひどいのだろうとわかった」などと使います。

「オブラートに包んで言う」【おぶらーとにつつんでいう】

「オブラートに包んで言う」とは、相手を刺激しないように、はっきり言わず遠まわしに伝えることを言います。

「先生は気を使ってオブラートに包んで言うが、彼女は鈍感なのでストレートに言わなきゃわからない」という風に使います。