「覚書を取り交わす」の意味とは！類語や例文など詳しく解釈

「覚書を取り交わす」の意味

「覚書を取り交わす」とは、双方が合意した契約など内容を文章にしたものをやり取りすることを言います。

• 「覚書を取り交わす」の読み方

「覚書を取り交わす」の読み方

「覚書を取り交わす」の読み方は、「おぼえがきをとりかわす」になります。

「覚書を取り交わす」の表現の使い方

「覚書を取り交わす」を使った表現を紹介します。

「覚書を取り交わす」とは、簡単に言えば契約した内容を文書にしてお互い交換するといったことになります。

通常「覚え書き」と言いますと、必要なことを書き留めたもの、メモといった意味ですから、ちょっとした約束などを書いたメモを交換するという風に思うかもしれませんが「覚書を取り交わす」となりますと契約書に近い位置づけとなりますし、場合によっては本式の契約書と同じ効力を持つ場合もあります。

ですから軽い感覚でとらえず、契約書と同等である可能性もあると覚えておきますといいでしょう。

「口約束じゃ駄目だ、せめて覚書を取り交わすところまではいかないと」「気楽に覚書を取り交わすなんて、君も馬鹿なことをしたものだ」「社長と午後にでも、覚書を取り交わすつもりだ」などと使います。

「覚書を取り交わす」を使った例文と意味を解釈

「覚書を取り交わす」を使った例文とその意味を解釈していきます。

• 「覚書を取り交わす」を使った例文1
• 「覚書を取り交わす」を使った例文2

「覚書を取り交わす」を使った例文1

「覚書を取り交わすということは、契約成立ということだ」

「覚書を取り交わす」とは、正式な契約書を交わす前に交わすものです。

契約内容がしっかり書かれた覚書であれば契約書と同じ効力を持つとも言えるでしょう。

ですから例文のような台詞となるわけです。

「覚書を取り交わす」を使った例文2

「君を信じたからこそ、覚書を取り交わすのであってそこを忘れないで欲しい」

「覚書を取り交わす」とは相手とどのような契約をするかといったことを確認する為の文書のやり取りです。

内容によれば契約書がなくても覚書が契約書と同等ということもあります。

当たり前ではありますが契約というのは相手を信頼しているからこそするものです。

もちろん覚書も同じですから、例文のような言い方をするのです。

「覚書を取り交わす」の類語や類義語

「覚書を取り交わす」の類語や類義語を紹介します。

• 「契約する」【けいやくする】
• 「覚書を締結する」【おぼえがきをていけつする】

「契約する」【けいやくする】

「契約する」とは、正式に約束を交わすことを言います。

「事務所と契約する」「今日、契約することにした」などと使います。

「覚書を締結する」【おぼえがきをていけつする】

「覚書を締結する」とは、覚書を相手と結ぶことを言います。

「社長と覚書を締結する」「覚書を締結すると言った話は、取り消す」という風に使います。