「理由付け」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「理由付け」という言葉はどのような意味があり、使い方をするのかご存知でしょうか。
ここでは言葉の意味、使い方、例文などを詳しく解説しています。
では一緒に「理由付け」という言葉の理解を深めていきましょう。
目次
- 「理由付け」の意味
- 「理由付け」の表現の使い方
- 「理由付け」を使った例文と意味を解釈
- 「理由付け」の類語や類義語
「理由付け」の意味
「理由付け」とは、物事に対して自分や他の人が納得できるような理屈をつけること、意味を見出すことを言います。
- 「理由付け」の読み方
「理由付け」の読み方
「理由付け」の読み方は、「りゆうづけ」になります。
「理由付け」の表現の使い方
「理由付け」を使った表現を紹介します。
「理由付け」とは、何か起こったことに対して、自分や周りが納得できるようなそれらしい理屈をつけることを言います。
どちらかと言えば、言い訳に近いようなニュアンスもあります。
例えば「取引先に足が遠のいているのは、事務作業が増えたからという理由付けをしている」「あなたの為なんて、理由付けているが、本当は自分の為だろう」「仕事が忙しいとか、先方に迷惑だろうとか、色々理由付けているが、結局は行きたくないだけだ」などと使います。
どれも、本来は違う理由があるのですが、何か別の理由を付けているということがわかるかと思います。
「理由付け」を使った例文と意味を解釈
「理由付け」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「理由付け」を使った例文1
- 「理由付け」を使った例文2
「理由付け」を使った例文1
「このまま断ると悪く思われるから、何かいい理由付けはないものか」
何かお願いごとをされた時などそれをストレートに「嫌だから無理です」などと言いますと、角が立つものです。
例文のように、ただ断ると相手の気持ちを悪くさせてしまうので、断るいい口実はないだろうかということを「理由付け」と表現しているのです。
「理由付け」を使った例文2
「自分は手一杯であるという理由付けにする為にも、しばらく仕事を忙しくしておく方がいいでしょう」
何かに関わりたくない、自分は参加できないといった時に、大義名分が立つように理由をつけることを「理由付け」と言います。
つまりその理由があるから、自分はどうしてもできないと断ることができるのです。
例文の場合は手一杯であるという風にする為に仕事を忙しくしておきなさいと言っているのです。
「理由付け」の類語や類義語
「理由付け」の類語や類義語を紹介します。
- 「逃げ口上」【にげこうじょう】
- 「責任逃れ」【せきにんのがれ】
「逃げ口上」【にげこうじょう】
「逃げ口上」とは、自分の果たすべき責任や、罪から逃げる為に言う言葉のことです。
「彼女が自分の非を認めるものか、おきまりの逃げ口上でさっさと帰ってしまったよ」などと使います。
「責任逃れ」【せきにんのがれ】
「責任逃れ」とは本来ならば自分がしなくてはいけない義務、仕事といったことから回避しようとすることを言います。
「そんな、責任逃れを誰が納得すると思うのか」「彼は責任逃れをする気だ」「責任逃れの言葉は聞き苦しい」などと使います。
いかがでしたでしょうか。
「理由付け」という言葉の意味、使い方、例文などまとめてお伝えしました。
それでは言葉の意味を正しく理解して使いこなしてください。