「真価を発揮する」の意味とは！類語や例文など詳しく解釈

「真価を発揮する」の意味

「真価を発揮する」とはある人や、物が持つ本当の値打ちが表面に表れて、いい状態に働くことを言います。

• 「真価を発揮する」の読み方

「真価を発揮する」の読み方

「真価を発揮する」の読み方は、「しんかをはっきする」になります。

「真価を発揮する」の表現の使い方

「真価を発揮する」を使った表現を紹介します。

「真価を発揮する」の「真価」とは、物や人が持つ本当の値打ちという意味になります。

つまり普段は隠れていてわからない、その物や、人の良さということを表します。

そして「発揮する」とは持っている力など、表面に出て働かせるという意味になりますので「真価を発揮する」は、ある人や、物が持っている良さが思う存分、外に表れていることや、持っている力を出していることに使う言い回しとなるのです。

一般的にはいい意味で使うことが多い言葉ですし、本来の才能などを思う存分に見せつける、力を出している、周りを圧倒させるほどの素晴らしさといったニュアンスもあります。

「このイベントは、彼女の真価を発揮するチャンスとなるだろう」「今まで冷遇されていた彼だったが、この会社では真価を発揮することができる」「思う存分に真価を発揮する」などと使います。

「真価を発揮する」を使った例文と意味を解釈

「真価を発揮する」を使った例文とその意味を解釈していきます。

• 「真価を発揮する」を使った例文1
• 「真価を発揮する」を使った例文2

「真価を発揮する」を使った例文1

「あの環境では、彼女は真価を発揮することができなかった」

「真価を発揮する」とは、その人が持っている本当の値打ちを表に見せることを言います。

例文は、その人にとっていい環境でなければ、本当の力を出すことができないと言っているのです。

「真価を発揮する」を使った例文2

「この土壇場で彼は真価を発揮することとなった」

物事の切羽詰まった状態の時に、その人の持つ本当の力がわかる時があります。

例文はピンチの時に本当の力がわかったということを「真価を発揮する」という言葉で言い表しているのです。

「真価を発揮する」の類語や類義語

「真価を発揮する」の類語や類義語を紹介します。

• 「本来の力を出す」【ほんらいのちからをだす】
• 「本領発揮する」【ほんりょうはっきする】

「本来の力を出す」【ほんらいのちからをだす】

「本来の力を出す」とは、もともと持っていた力を出すという意味になります。

「緊張がなくなり、本来の力を出すことができた」「彼が本来の力を出せばこんなことは簡単だ」などと使います。

「本領発揮する」【ほんりょうはっきする】

「本領発揮する」とは、もともと持っている性質、才能を出すことを言います。

「いよいよ、本領発揮する時がきた」という風に使います。