「星の数ほどある」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
日常会話や小説などで「星の数ほどある」という言葉が使われることがあります。
一体どの様な意味なのか、類語や例文なども併せて紹介します。
目次
- 「星の数ほどある」の意味
- 「星の数ほどある」の表現の使い方
- 「リスク回避」を使った例文と意味を解釈
- 「星の数ほどある」の類語や類義語
「星の数ほどある」の意味
「星の数ほどある」は、「非常に数多くあること」という意味です。
物を数える時や人に伝える時に、ただ「一杯」「沢山」ではどの程度なのか伝わりません。
10個なのか100個なのか、或いは千個なのかで、こちら側の対策が変わってくることもあります。
「星の数ほどある」は、満天にちりばめられた星の様に数千単位のものを表し、例え千までいかなくてもそれに近いイメージが湧く表現です。
- 「星の数ほどある」の読み方
- 何故「星の数」なのか
「星の数ほどある」の読み方
「星の数ほどある」の読み方は、「ほしのかずほどある」になります。
特に難しい漢字ではないので、読み書きできる様にしておきましょう。
何故「星の数」なのか
「星の数ほどある」と聞いても、若い人は「大したことがない」と思う人もいるでしょう。
現代では都市部で空を見上げても数える程しか星は見えません。
しかし昔の夜空には、無数の星が見えていて「天の川」もくっきり見えました。
プラネタリウムで見られる星がそのまま見えていたとイメージすると良いでしょう。
都会の排気ガスと明るさでほとんど肉眼では確認できませんが、実は空には無数の星があるのです。
「星の数ほどある」の表現の使い方
「星の数ほどある」の表現の使い方を紹介します。
- 文法的な使い方
- 比喩的表現である
文法的な使い方
「星の数ほどある」は動詞を伴った表現であり、文末にこのまま使えます。
副詞として使う時には「星の数ほどあり」になります。
比喩的表現である
「星の数ほどある」は比喩的表現であり、実際には星の数の様に何千億個なくても、「非常に数が多い」という意味で使われます。
「プロポーズされた男性は星の数ほどいる」などと言う場合は、数十人でも「星の数」と言うのです。
「リスク回避」を使った例文と意味を解釈
「星の数ほどある」を使った例文とその意味を「非常に数多くあること」という意味です。
解釈していきます。
- 「星の数ほどある」を使った例文1
- 「星の数ほどある」を使った例文2
「星の数ほどある」を使った例文1
「この世に失敗談など星の数ほどあるよ」
仕事で失敗して落ち込んでいる人に対して、世の中に幾らでも失敗した人はいる、となぐさめています。
「星の数ほどある」を使った例文2
「こんな店など星の数ほどある」
美味しいと評判のレストランに行き、大したことがなかった時の表現です。
「星の数ほどある」の類語や類義語
「星の数ほどある」の類語や類義語を紹介します。
- 「ごまんとある」【ごまんとある】
- 「枚挙にいとまがない」【まいきょにいとまがない】
「ごまんとある」【ごまんとある】
「数が多過ぎて数え切れない程あること」という意味で、一般的には平仮名表記になります。
漢字表記は2通りあり、1つ目は「五万とある」で、ものの数が多いという意味の「まんと」からきていて、「五万と」は当て字という説です。
2つ目は「巨万とある」で、こちらも非常に数が多いという意味の「きょまん」が「ごまん」に変化しものという説です。
「枚挙にいとまがない」【まいきょにいとまがない】
「ものごとの数が多くていちいち数えているときりがない」という意味で、「枚挙」とは、「一枚ずつ挙げて数えること」という意味です。
「星の数ほどある」は「非常に数多くあること」という意味です。
どれ位あるのか見当がつかない時に使いましょう。