「類無い」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「類無い」という言葉はどのような意味があり、使い方をするのかご存知でしょうか。
ここでは言葉の意味、使い方、例文などを詳しく解説しています。
では一緒に「類無い」という言葉の理解を深めていきましょう。
目次
- 「類無い」の意味
- 「類無い」の表現の使い方
- 「類無い」を使った例文と意味を解釈
- 「類無い」の類語や類義語
「類無い」の意味
「類無い」とは、他には比べる存在が無いという意味になります。
- 「類無い」の読み方
「類無い」の読み方
「類無い」の読み方は、「たぐいない」になります。
「類無い」の表現の使い方
「類無い」を使った表現を紹介します。
「類無い」とは他に比べるものがない、それほど程度が激しいという意味で使います。
つまりいいことに関して使えば非常に良い意味になりますし、悪いことに関して使えば非常に悪いという意味合いになるでしょう。
どちらかと言えば、素晴らしい才能、良いことに関してこの言葉を使うことの方が多く、例えば「類無い美しさであると皆が言っている」「彼の類無い才能に、惚れ込む」「類無い踊りの名手」などと使います。
「類無い」を使った例文と意味を解釈
「類無い」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「類無い」を使った例文1
- 「類無い」を使った例文2
「類無い」を使った例文1
「彼女は、類無い底意地の悪さでもって、あらゆる人を排斥してきた」
「類無い」とは、他には比べる存在がない、それほどに程度が激しいことを表す言葉です。
通常は褒め言葉に使うことが多いのですが、例文のように悪い意味を強調する使い方もできます。
意味としては、「彼女」ほど底意地の悪い人はいないと言うほど、底意地が悪いと、いうことになります。
つまり、人に対して激しく意地悪をして、仲間から外してきたということを言い表しているのです。
「類無い」を使った例文2
「彼の作曲したものを一度聴いただけで、類無い才能の持ち主であると僕は確信した」
「類無い才能」とは、他に比べる者がいないほどの素晴らしい才能であるという褒め言葉となります。
並ぶ者がいない、ライバルになる者がいないということですから、群を抜いている、断トツという意味です。
「類無い」の類語や類義語
「類無い」の類語や類義語を紹介します。
- 「唯一無二」【ゆいいつむに】
- 「並びない」【ならびない】
「唯一無二」【ゆいいつむに】
「唯一無二」とはただ、一つだけであり、二つとはないという意味ですから、つまりは他とは違う、たった一つだけということを表しています。
「彼の個性と才能は、唯一無二のものであり、誰も真似すらできない」「彼女の作る作品は唯一無二で、僕は似たような物すら作ることはできない」などと使います。
「並びない」【ならびない】
「並びない」とは他に比べることができない、並ぶものがないという意味になり「類無い」と同じ意味として使う言葉です。
「彼は、この業界で並びない才能の持ち主だ」「彼女を見て、並びない美しさとはこのことだと思った」などと使います。
いかがでしたでしょうか。
「類無い」という言葉の意味、使い方、例文などまとめてお伝えしました。
それでは言葉の意味を正しく理解して使いこなしてください。