「工面」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「工面」という言葉はどのような意味があり、使い方をするのかご存知でしょうか。
ここでは言葉の意味、使い方、例文などを詳しく解説しています。
では一緒に「工面」という言葉の理解を深めていきましょう。
目次
- 「工面」の意味
- 「工面」の表現の使い方
- 「工面」を使った例文と意味を解釈
- 「工面」の類語や類義語
「工面」の意味
「工面」とは、必要な物を何とかして揃えることや、お金のやりくり、物事の工夫といった意味で使う言葉です。
- 「工面」の読み方
「工面」の読み方
「工面」の読み方は、「くめん」になります。
「工面」の表現の使い方
「工面」を使った表現を紹介します。
「工面」とは、いくつかの意味合いがあります、必要な金額、物品などを何とかして揃えることや、お金のやりくり、物事の工夫といった意味で、どれも知恵を絞ったり、努力、苦労をしてというニュアンスがあります。
例えば、必要なお金を揃えて商売を始めるといった時などは「何とか資金を工面する」「ようやく開店資金が工面できた」と言います。
お金のやりくりといった意味では「毎月、生活費を工面することに母は悩んでいる」「私がお金を工面しているのに、あなたは無駄なことに使ってばかりで、本当に困る」などと表現します。
最後に、物事の工夫という意味合いでは「材料が高いので、代用品を使うなど色々工面して頑張っている」「修理するなど、どうにかこうにか工面して持たせている」という風に使います。
「工面」を使った例文と意味を解釈
「工面」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「工面」を使った例文1
- 「工面」を使った例文2
「工面」を使った例文1
「母が、私の学費を工面してくれたことに感謝している」
必要な金額をやりくりして、揃えることを「工面」と言います。
例文の場合は学費として必要な金額を用意したという意味になります。
「工面」を使った例文2
「今月中に資金が工面できないなら、お店を開くという夢は先送りとなる」
お金のやりくりや、必要な金額を用意することを「工面」と言いますが、例文のようにある期日までに必要なお金が揃えられないことを「工面できない」と表現します。
「工面」の類語や類義語
「工面」の類語や類義語を紹介します。
- 「急ごしらえ」【きゅうごしらえ】
- 「算段」【さんだん】
「急ごしらえ」【きゅうごしらえ】
「急ごしらえ」とは、早急に何とかしなければならないことに対して、間に合わせのものを作ったり、その物のことを言います。
「急ごしらえの看板だが、これでしばらく何とかなるだろう」「屋根がこのままじゃ困る、何とか、急ごしらえしろ」などと使います。
「算段」【さんだん】
「算段」とは、方法を考えることで、工夫をして必要なお金を揃える時に使います。
「何とか今年分の資金は算段することができたが、来年以降はどうしようか」「彼らとはこっそり会う算段をつけておいた」「自分たちで金を算段することができずに、こっちに全部丸投げしてきた」などと使います。
いかがでしたでしょうか。
「工面」という言葉の意味、使い方、例文などまとめてお伝えしました。
それでは言葉の意味を正しく理解して使いこなしてください。