「音鉄」とは?! 意味を解説
「音鉄」は、鉄道ファンの中で「音」に拘っている人たちのことです。
目次
- 「音鉄」の意味とは?
- 「音鉄」の概要
「音鉄」の意味とは?
「音鉄」とは、鉄道に関するあらゆる「音」に関心があり、それについて語らすと止まらなくなるような鉄道ファンの総称です。
この言葉で表現される鉄道ファンはそれこそ幅が広く、例えば、駅ごとの発車メロディーを聞いただけでどの駅か分かるという人から、列車の走行音だけで路線や列車の種類が分かってしまうほどのレベルの人まで居るとされています。
この「音鉄」の中で、特に録音に拘っている人たちは「撮り鉄」とも表現されます。
録音した音は、これがどの路線のこの種類の列車だと覚えるのに使ったり、自宅などでまるでその列車に乗っている気分になるといったような楽しみ方に使っていることが多いと言われています。
「音鉄」の概要
「音鉄」が特に好きなのが、列車の走る時の「モーター音」です。
最近の新しい電車は正確にはモーターではなく、VVVF(“Variable Voltage Variable Frequency”)インバーターで動いており、この動作音は電車によってかなり違うことから、色々なものを集め、クイズとしてそれがどの電車なのかと同じ音鉄(撮り鉄)同士で出し合うなどして楽しんでいます。
また、「音鉄」にはそのようなモーター音や駅の発車メロディーだけでなく、列車の通過音に興味がある人も居ます。
駅のホームで列車が通過する音だけで、どの種類の何両編成の列車だったのかが分かることも特に珍しくなく、これもまた音鉄同士でクイズとして出し合う場合があります。
各種の車内のアナウンスも、もちろん音鉄の守備範囲内で、それで今日の車掌さん(アナウンスをしている人)は誰だといったようなことが分かるという人も特に珍しくないようです。
「音鉄」と呼ばれているのは、「撮り鉄」も含めて、様々な鉄道関連の音に興味がある人たちだと覚えてください。
紹介してきたように、中にはかなりマニアックな人も少なくありません。