「ペイハラ」とは?!「ペイペイハラスメント」では無い? 意味を解説
「ペイハラ」は「paypay(ペイペイ)で支払えという嫌がらせ」という意味ではありません。
正しい意味について紹介します。
目次
- 「ペイハラ」の意味とは?
- 「ペイハラ」の概要
「ペイハラ」の意味とは?
「ペイハラ」とは「ペイシェントハラスメント」を略した言葉です。
「ペイシェント」とは「患者」という意味で、「ハラスメント」とは「嫌がらせ」という意味、つまり「ペイシェントハラスメント」で「患者による嫌がらせ」という意味になります。
最近では患者による医師への嫌がらせのケースが相次ぎ、テレビ番組でも紹介されたことで注目されています。
「ペイハラ」の概要
「ペイハラ」の背景と具体例について紹介します。
- 「ペイハラ」の背景
- 「ペイハラ」の具体例
「ペイハラ」の背景
10年位前までは、医療機関において医師は絶対的な存在で、非常に高圧的な態度を取り「ドクハラ(ドクターズ ハラスメント)」という、医師による患者への嫌がらせのケースが目立っていました。
しかし近年人口が減り、大病院は経営難に陥ったり、更にはインターネットの口コミサイトで噂が広まるなどして、患者が医師を選ぶ時代になったのです。
「セカンドオピニオン」として他に良い医者があれば転院して行ったり、更には悪口をネット上で言いふらすなど、横暴な患者が増えてきました。
「ペイハラ」の具体例
「ペイハラ」の具体例としては「喘息で治療を受ける患者が医師から禁煙を言い渡されて拒否した」「薬の量が少ないとクレームをつけた」「ネットの情報が正しいと言って反論してきた」「他の病院を訴えるので診断書を作成する様に強要してきた」などがあります。
また、言う通りにしないとネットに書き込むなど脅す場合もあります。
「ペイハラ」とは「患者による医師への嫌がらせ」という意味です。
医師と信頼関係を築けない患者の非常識な言動を表す言葉です。