「ONE TEAM」(ワンチーム)とは?!意味を解説
この「ONE TEAM(ワンチーム)」という言葉は、2019年の流行語大賞にエントリーされた言葉の1つです。
目次
- 「ONE TEAM(ワンチーム)」とは?
- 「ONE TEAM(ワンチーム)」の概要
「ONE TEAM(ワンチーム)」とは?
「ONE TEAM(ワンチーム)」とは、「1つのチームとして」という解釈だと覚えておけばいいでしょう。
団体競技や集団で1つのこと(仕事も含めて)を行う時に、その皆の力で(1つにして)という意味で使います。
「ONE TEAMで戦おう」とすると、皆で1つのチームとしてまとまって戦おうという意味になり、全員に共通した1つの目標に対して頑張ろうと表現したい時には最適な言葉です。
「ONE TEAM(ワンチーム)」の概要
この言葉は広まったのは、2019年に日本で開催されたラグビーのワールドカップで、日本代表チームに対してよくそのように使われていたことからです。
もちろん日本以外のチームも「ONE TEAM」で戦っていたでしょうが、メディアが盛んに日本チームに対して用いていた為、そのラグビー日本代表チームの精神やキャッチフレーズのように使われるようになりました。
そこから転じて、苦難に対して皆で頑張って対応することに「ONE TEAMで乗り切ろう」のような使われ方をされるようになり、流行語にまでなった言葉です。
しかし、「ONE TEAM」と英語表記で使う言葉ながら、英語でその“one team”とすると、「1チーム」という意味にしかならず、2チームでれば“two team”のように、チームの数を数えている表現に過ぎません。
その為、あくまで「和製英語」だと考えておくのがいいでしょう。
この言葉が先のラグビーから世間に広まると、何に対してもよく用いられるようになりました。
確かにいい意味の言葉には違いありませんが、あまり多用すると肝心の意味が安っぽくなってしまう感が否めない為、ここぞという時にこそ使う言葉だと考えておいてください。