「ダ地域」とは?意味!解説
「ダ地域」とは、韓国が輸出規制の為に設定している区分の1つです。
目次
- 「ダ地域」とは?
- 「ダ地域」の概要
「ダ地域」とは?
輸出に関する規制を、韓国は「カ・ナ・ダ・ラ」という順番付けで行っています。
これは、韓国における五十音順です。
「カ地域」に該当する国は、書類の手続きさえ問題なければ、原則5日以内に輸出が可能になるいわゆる「ホワイト国」(安全に輸出できる)のことです。
2019年7月現在では、アメリカやカナダ、英国、フランス、ドイツ、そして日本などの29ヶ国がこれに該当します。
それ以外の国は全て「ナ地域」となり、軍事利用が目的の輸出に当たらないよう、慎重な判断の上で輸出を行っています。
よって、「ダ地域」はこの時点では存在していませんでした。
「ダ地域」の概要
日本が自国のホワイト国から韓国を除外すると発表した途端、日本の「り地域」設定に当たる「ダ地域」を2019年8月2日に設定しました。
輸出規制の区分に新たに「ダ地域」なるものを設け、日本はそれに移動させると公式に発表しました。
日本政府が韓国をグループBに指定したことに対抗し、日本は一旦、「カの2」指定されました。
ホワイト国ではない「ナ地域」より下という扱いになるので、そろえるべき書類のリストと審査期など、かなり厳しい輸出規制が掛けられます。
8月9日に日本のホワイト国除外を一旦見合わせた後、8月12日に日本を外す制度の改正案を発表。
9月18日ホワイト国から日本を正式に外しました。
これに合わせて、青瓦台インターネットホームページに日本の輸出規制に対する韓国政府の対応の日本語ページを特設しました。
ホワイト国から韓国を除外後に、「ダ地域」は設定されました。
日本と韓国との関係は、日本のホワイト国からの除外で益々悪くなっているのは間違いありません。