「第一歩」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
この「第一歩」がないことには、その物事は先に進まないと言えるでしょう。
目次
- 「第一歩」の意味とは?
- 「第一歩」の表現の使い方
- 「第一歩」を使った例文と意味を解釈
- 「第一歩」の類語や類義語
「第一歩」の意味とは?
「第一歩」とは、あらゆることにおける「一番最初」です。
多くの物事は、まずここから次の段階へと進んでいく為、とても大切になることも多いと言っていいでしょう。
これがあまりうまくいかなかったり、完全に失敗してしまった場合、またそこからやり直す必要があるかも知れません。
- 「第一歩」の読み方
「第一歩」の読み方
「第一歩」の読み方は、「だいいっぽ」になります。
英語でも同じ意味の言葉があり、“first step”がそれに当たります。
次の段階は“second step”と使いますが、日本語で「第二歩」という使い方はしない為、そちらは英語独自の表現になります。
「第一歩」の表現の使い方
「第一歩」の表現の使い方を紹介します。
何かを始める(行う)際の一番最初だという意味の為、特に難しい使い方はありません。
例えば、デッサンで「第一歩として、まずは輪郭からだ」のように使う言葉で、何事もそれあってこそ始まる(始められる)と考えてください。
「第一歩しか踏み出せていない」とすると、一番最初の段階まではいったものの、そこから(様々な理由によって)進めていないと表現している使い方になります。
また、「第一歩さえ踏み出せていない」と用いた時には、まだそれについて何も手をつけていない(やり始めていない)状態だということが分かります。
「第一歩」を使った例文と意味を解釈
「第一歩」を使った例文と、その意味の解釈です。
色々な対象のそれだと使うことができます。
- 「第一歩」を使った例文1
- 「第一歩」を使った例文2
「第一歩」を使った例文1
「第一歩から間違っているようでは、全く期待できない」
一番最初から間違っていては、とてもその後に期待はできないと使っています。
何事も最初が一番肝心だと言われるのは、そのような理由からです。
「第一歩」を使った例文2
「第一歩としては、なかなかだったと思う」
一番最初としては、それなりの出来だったと言っています。
このような使い方では、「最初に行ったにしては」といったニュアンスになり、対象によっては特にその次の段階がある訳ではない場合もあります。
「第一歩」の類語や類義語
「第一歩」の類語や類義語を紹介します。
どちらもよく似た意味で使うことができます。
- 「手始め」【てはじめ】
- 「初っ端」【しょっぱな】
「手始め」【てはじめ】
「何かを始める際の最初」という意味で、「まずは手始めとして~」のように使われる言葉です。
「第一歩」のように、そこから次の段階へと進んでいくことになります。
「初っ端」【しょっぱな】
少々砕けた表現になりますが、「一番最初」として使える言葉です。
それだけの意味なので、この言葉で表現される際にはその次の段階がある訳ではない場合が少なくありません。
「第一歩」があってこそ、そこから先があると考えていいでしょう。
これがうまくいった(できた)時には、その後にも期待できるというものです。