「葬式鉄」とは?! 意味を解説
「葬式鉄」とは、特定の日に限って従来の鉄道ファンがそのようになります。
目次
- 「葬式鉄」の意味とは?
- 「葬式鉄」の概要
「葬式鉄」の意味とは?
「葬式鉄」は、特定の路線が廃線になる日や、ある型番の列車のラストラン(その日限りで廃車になる)といった日に、その為のセレモニーが行われる場所に集まったり、対象の列車や駅舎などの撮影を行う人たちのことです。
鉄道ファンの中で、この「葬式鉄」が専門ということはまずなく、多くは日頃から鉄道関係の写真を撮るのが好きな「撮り鉄」の一部だと考えていいでしょう。
また、普段は撮影より、実際に鉄道に乗ることが好きな「乗り鉄」と呼ばれる鉄道ファンも、この日だけは「葬式鉄」として参加することが少なくありません。
「葬式鉄」の概要
上の説明のように、そのような日に集まったり、記念の撮影を行うことが専門なのが「葬式鉄」という訳ではなく、そのような行為によって「葬式鉄」と呼ばれることになると解釈してください。
普段は別の種類の鉄道ファンが、その日だけ(そういった行為によって)そのように呼ばれると考えると分かりやすいでしょう。
特に毎年の3月末は年度の切り替わりになる前日なので、この日で廃線になるという路線が少なくなく、「葬式鉄」が多くそのような場所に集まる日となります。
しかし、この日はそれだけでなく、世間的にも忙しい人が多い日なのは言うまでもないので、そのような人たちに迷惑を掛けないように行動しなければいけません。
群集心理と言って、多くの人が多少無茶なことをしていれば、自分もやっても構わないだろうと考えてしまうことがあります。
一部にマナーの悪い鉄道ファンが居たとしっても、一緒になって自分も周りに迷惑を掛けてしまうような行為は避けてください。
それによって鉄道ファン全体が悪く思われてしまうことにもなりかねません。
「葬式鉄」とは何とも縁起の悪そうなネーミングですが、廃線や廃車となる対象にちなんでいつの間にか付けられていた名称です。