「海外鉄」とは?! 意味を解説
この「海外鉄」は、2つの意味で使われますが、使い方ですぐにどちらのことなのか分かります。
目次
- 「海外鉄」の意味とは?
- 「海外鉄」の概要
「海外鉄」の意味とは?
「海外鉄」の1つ目の意味は、「海外の鉄道」です。
こちらの意味として使う時には、「最近、海外鉄にも興味が出てきて~」のような用い方になるのですぐに区別することができます。
そして、もう1つは「海外の鉄道に興味のある鉄道ファン」で、他の「○○鉄」という形の○○のジャンルに深く興味のある鉄道ファンを表す言葉と同様の解釈です。
こちらの意味では、その○○鉄と同様に「いつから海外鉄になったの?」などという使い方になると考えてください。
「海外鉄」の概要
海外の鉄道のこととして使う場合の詳しい解説は不要だと思うので割愛します。
もう1つの海外の鉄道が好きな鉄道ファンと使った時にも、細かく分けると更に二種類存在します。
1つ目は、フランスのTGVのような海外特有の鉄道が好きだという人たちです。
このTGVは、新幹線より3年ほど早く世界一速い高速鉄道として一躍有名になり、今でも日本の最新の新幹線と互角の営業速度(320km/h)でお互いにしのぎを削っています。
そしてもう1つは、日本から海外に輸出された車両が好きな人たちです。
日本で廃車となった車両は発展途上国と呼ばれる国に払い下げられることが少なくなく、そのような車両を海外で見付けるのが面白いと考えています。
日本でのカラーリングのまま走っていたり、独自に塗り替えられていたりしますが、特に前者の場合は日本語の行き先表示がそのまま残っているようなことがあるので、現地の風景とのミスマッチさがまたいいといった、この種類の海外鉄ならではのマニアックな見解があると言われています。
日本で耐久性の問題などから廃車になった車両でも、その直前まで普通に走っていた車両なので、少し手入れをすればまだまだ現役で走ることができます。
発展途上国では新しい車両はとても購入できない為、このような海外からのお下がりと言える車両を走らせている鉄道が多いのです。
海外の鉄道が好きな海外鉄は、その為に海外に行くほど気合の入った人だけでなく、現地で見るのは海外への出張や旅行の時だけという人も多く居ます。
国内と違って気軽に見たり、乗れる訳ではないのが難点だと言えるでしょう。