「ロックオン」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
この「ロックオン」は、これぞと決めた時にこそ使う言葉だと言えるでしょう。
目次
- 「ロックオン」の意味とは?
- 「ロックオン」の表現の使い方
- 「ロックオン」を使った例文と意味を解釈
- 「ロックオン」の類語や類義語
「ロックオン」の意味とは?
「ロックオン」とは、「的を定めた」という時に使います。
そのまま「ロックオンした」のように用いられ、「欲しい物を狙っている」といった表現になります。
「今あの靴をロックオンしたぞ」とすると、今は無理でもそのうち手に入れたいといった意味になり、「この前ロックオンした靴がついに手に入った」などと使えば、後から「狙っていた」ことが表現できます。
「ロックオン」の表現の使い方
「ロックオン」の表現の使い方を紹介します。
この言葉は元は、銃器や他の飛び道具の使用の際に「狙いを定める」ことです。
よって、先に挙げた意味はここから転じたものですが、一般にはそちらとして使う言葉だと考えていいでしょう。
尚、実際に銃器などの使用の際や、戦闘機が敵への攻撃の為に「ロックオン」する場合にはもちろん元々の意味となり、最近の戦闘機ではこれだと決めた敵機にコンピューター的にロックオンした状態で砲撃すると、かなりの確率で命中するようになっています(自動で対象を追尾します)。
「ロックオン」を使った例文と意味を解釈
「ロックオン」を使った例文と、その意味の解釈です。
この言葉の対象は物だけという訳でなく、人物の場合もあります。
- 「ロックオン」を使った例文1
- 「ロックオン」を使った例文2
「ロックオン」を使った例文1
「彼女にロックオンしたものの、それから全く進展がない」
その彼女を狙っているようですが、何の進展もしていない様子です。
狙いとして定めたとしても、そこから仲を深めることができるかどうかは努力次第といったところでしょう。
「ロックオン」を使った例文2
「ロックオンしていた中古車が、いつの間に売れてしまっていた」
購入したいと思っていた中古車が、気が付いたら売れていたと使っています。
自分なりに狙ってはいたものの、手付けを入れたりといった実際の購入に向けて必要となる行為は何も行っていなかったようです。
「ロックオン」の類語や類義語
「ロックオン」の類語や類義語を紹介します。
こちらも元は銃器などに使う言葉ですが、「ロックオン」と同じく、そこから転じた意味で用いられることの方が多いです。
- 「狙い撃ち」【ねらいうち】
「狙い撃ち」【ねらいうち】
銃器などで「目標を定めて撃つ」ことの意味から、前から欲しいと思ったいた物が購入できた、これだと決めたいた物が手に入ったといった時に使われます。
そのような意味で「狙い撃ちした」、「狙い撃ちできた」といった形で使うことが多く、「ロックオンした通りになった」ことだと解釈してください。
「ロックオン」と同様に、「彼女を狙い撃ちした」のような使い方もできます。
「ロックオン」自体に悪い意味はありませんが、人(特に異性)に対して使う時には失礼になってしまうこともあるので注意してください。
そのように表現されて、あまり気分がいいものではないからです。