「全身全霊を傾ける」の意味とは！類語や例文など詳しく解釈

「全身全霊を傾ける」の意味

「全身全霊を傾ける」という表現は、「その人物に備わっているすべての体力・精神力を注ぎ込むこと」や「その人が持っている全力を出し切って物事・仕事に取り組むこと」を意味しています。

「全身全霊を傾ける」の表現における「全身全霊」とは、「すべての身体的な力(体力)と精神的(霊的)な力」を意味する言葉です。

「傾ける」の表現には、「労力を注ぐこと・その方面に力を発揮すること」の意味合いがあります。

• 「全身全霊を傾ける」の読み方

「全身全霊を傾ける」の読み方

「全身全霊を傾ける」の読み方は、「ぜんしんぜんれいをかたむける」になります。

「全身全霊を傾ける」の表現の使い方

「全身全霊を傾ける」の表現の使い方を紹介します。

「全身全霊を傾ける」の表現の使い方は、「その人が持っているすべての身体と精神の力を出し切って何かをする場合」に使うという使い方になります。

例えば、「全身全霊を傾けて働いている姿を見て、深い感銘を受けました」といった文章で使用することができます。

「全身全霊を傾ける」を使った例文と意味を解釈

「全身全霊を傾ける」を使った例文とその意味を解釈していきます。

• 「全身全霊を傾ける」を使った例文1
• 「全身全霊を傾ける」を使った例文2

「全身全霊を傾ける」を使った例文1

「全身全霊を傾ける覚悟で挑まなければ、その強敵にはとても勝つことができないでしょう」

この「全身全霊を傾ける」を使った例文は、「自分たちの全力を投入する覚悟で挑まなければ」の意味を持つ文脈で、「全身全霊を傾ける」の表現を使っています。

「全身全霊を傾ける」を使った例文2

「私たちが全身全霊を傾けて制作したこの作品を、ぜひ審査員の方々に見ていただきたいのです」

この「全身全霊を傾ける」を使った例文は、「全身全霊を傾ける」の表現を、「私たちがすべての体力・精神力を注ぎ込んで制作したこの作品」という意味合いで使用しています。

「全身全霊を傾ける」の類語や類義語

「全身全霊を傾ける」の類語や類義語を紹介します。

• 「全力を尽くす」【ぜんりょくをつくす】
• 「死に物狂いになる」【しにものぐるいになる】

「全力を尽くす」【ぜんりょくをつくす】

「全身全霊を傾ける」という表現は、「その人が持っている身体的・精神的なすべての力を尽くすこと」を意味しています。

その意味合いから、「全力を尽くす」という表現を、「全身全霊を傾ける」とよく似た意味を持つ類語として考えることができます。

「死に物狂いになる」【しにものぐるいになる】

「死に物狂いになる」という言葉は、「死ぬことすら恐れないほど(死ぬことを覚悟するほど)、一生懸命に頑張っているさま」の意味合いを持っています。

この意味から、「必死に全力を出し切って取り組むこと」を示す「全身全霊を傾ける」と類似の意味を持っている類義語として、「死に物狂いになる」を上げられます。