「威儀を正す」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「威儀を正す」という表現は「威儀を正して、盛大な晩餐会に出席しました」などの文章で使われますが、「威儀を正す」にはどのような意味があるのでしょうか?
「威儀を正す」という表現の「意味・読み方・使い方・例文と解釈・類義語」について、詳しく解説していきます。
目次
- 「威儀を正す」の意味
- 「威儀を正す」の表現の使い方
- 「威儀を正す」を使った例文と意味を解釈
- 「威儀を正す」の類語や類義語
「威儀を正す」の意味
「威儀を正す」という表現は、「服装・髪型などの身なりを整えて、軽々しさのない重厚感のある態度を示すこと」を意味しています。
「威儀」とは、「態度・立ち居振る舞いに、いかめしい威厳(格式)を示すための作法や動作」の意味合いを持つ言葉です。
「威儀を正す」というのは、「公式の場などにふさわしい身なりを整えて、威厳のある重々しい態度を取ること」を意味している表現です。
- 「威儀を正す」の読み方
「威儀を正す」の読み方
「威儀を正す」の読み方は、「いぎをただす」になります。
「威儀を正す」の表現の使い方
「威儀を正す」の表現の使い方を紹介します。
「威儀を正す」の表現の使い方は、「身なりと神妙な気持ちを整えて、威厳のあるきちんとした態度で場に望む場合」に使うという使い方になります。
例えば、「冠婚葬祭などで威儀を正すべき時には正さなければなりません」といった文章で、「威儀を正す」の表現を使えます。
「威儀を正す」を使った例文と意味を解釈
「威儀を正す」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「威儀を正す」を使った例文1
- 「威儀を正す」を使った例文2
「威儀を正す」を使った例文1
「普段はふざけた言動ばかりが目立つ彼ですが、結婚式にはきちんと威儀を正して出席してくれました」
この「威儀を正す」を使った例文は、「威儀を正す」という表現を、「結婚式にはきちんと身なりを整えて軽々しくない真剣な態度で出席してくれた」という意味を持つ文脈で使用しています。
「威儀を正す」を使った例文2
「政財界の重鎮も集まるそのパーティーに参列するためには、威儀を正す必要があります」
この「威儀を正す」を使った例文は、「そのパーティーに参列するためには、きちんとした服装を整えて威厳のある態度を示す必要があります」といった意味で、「威儀を正す」の表現を使っています。
「威儀を正す」の類語や類義語
「威儀を正す」の類語や類義語を紹介します。
- 「身嗜みを整える」【みだしなみをととのえる】
- 「襟を正す」【えりをただす】
「身嗜みを整える」【みだしなみをととのえる】
「身嗜みを整える」の表現は、「その場面や行事に適した服装・髪型などをきちんと準備して整えること」を意味しています。
その意味合いから、「身嗜みを整える」という表現を、「身なりを整えて重々しい威厳のある姿勢を見せること」を示す「威儀を正す」の類語(シソーラス)として解釈できます。
「襟を正す」【えりをただす】
「襟を正す」という慣用句の表現は、「それまでの弛緩した態度や意識を改めて、緊張感・規範意識を持って臨むこと」を意味しています。
この意味から、「その場にふさわしい身なりを整えて、神妙な態度を取ること」を示す「威儀を正す」とよく似た意味を持つ類義語として、「襟を正す」の慣用句を上げられます。
この記事で説明した「威儀を正す」の表現には、「その場面にふさわしい身なりを整えて、威厳のあるきちんとした態度を示すこと」などの意味があります。
「威儀を正す」の類語・類義語として、「身嗜みを整える」「襟を正す」などがあります。
「威儀を正す」という言葉について詳しく調べたい時は、この記事を参考にしてみて下さい。