「タブー」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「タブー」という言葉は、英語の“taboo”からきているカタカナ語です。
目次
- 「タブー」の意味とは?
- 「タブー」の表現の使い方
- 「タブー」を使った例文と意味を解釈
- 「タブー」の類語や類義語
「タブー」の意味とは?
「タブー」は、「犯していけない(こと、もの)」と解釈して使います。
具体的には「その部屋に立ち入るのはタブーだ」のように用いられる言葉で、その部屋には決して入ってはいけないという意味になります(入ると悪いことがある、とも解釈できます)。
英語の“taboo”も同様の意味ですが、こちらは「宗教的に禁止されている言動」という解釈で使われることも多い言葉で、カタカナ語でもそのような意味で使うことがありますが、実際にはそれほど宗教的に意味合いを含んで用いることはありません。
「タブー」の表現の使い方
「タブー」の表現の使い方を紹介します。
この言葉は、「禁止行為」だと考えると分かりやすく、ゲームの中でもよく使われる言葉です。
例えば、「あの村に近付くのはタブーだ」と使うと、近付くことで何か悪いことがある、起こると注意していると解釈できます。
その例のように、本来は「絶対にやってはいけない」というニュアンスが強い表現ながら、実際にはそこまでではない「やめておいた方がいい」という程度でもよく用いられています。
「タブー」を使った例文と意味を解釈
「タブー」を使った例文と、その意味の解釈です。
軽く使うことも多いので、そこまで深刻に捉えなくてもいい場合も多い言葉です。
- 「タブー」を使った例文1
- 「タブー」を使った例文2
「タブー」を使った例文1
「ビールの注ぎ足しはタブーだ」
これくらいのことに対しても使えるといういい例です。
確かにビールは注ぎ足すと風味が失われると言われており、グラスを空に空けてから新たに注ぐのがいいとされています。
しかし、場合によってはそれを受け入れないといけないこともあるものです(上司からのお酌のような場面です)。
「タブー」を使った例文2
「習字では、二度書きはタブーだと言われていた」
習字でかすれてしまった部分などに後から筆を重ねる「二度書き」は、基本的には禁止されています。
しかし、近年ではあまりそのように言われなくなっており、逆にそれを利用した表現の仕方もあるほどです。
「タブー」の類語や類義語
「タブー」の類語や類義語を紹介します。
日本語の一言で表現すると、この言葉になります。
- 「禁忌」【きんき】
「禁忌」【きんき】
現在では「禁止されていること」と解釈して構いませんが、本来は忌み嫌われている為にそうだという時にのみ使う言葉です。
その為、「禁忌が破られた」と使った時には、昔からやってはいけないと言われているような大事なことを守らなかったというくらい大きなことが想像されます。
よって、「タブー」より「やってはいけない」内容が大きな時に用いるといいでしょう。
「タブー」は、「禁忌」より軽く使える言葉だと考えていいでしょう。
特に若者は大したことでなくてもこの言葉を使う為、そこまでまともに解釈する必要もない場合も多いです。