「人間起こし」とは?!意味を解説
ネット上で「人間起こし」という言葉が使われることがあります。
一体どの様な意味なのか、概要などについて紹介します。
目次
- 「人間起こし」とは?
- 「人間起こし」の概要
「人間起こし」とは?
「人間起こし」とは、小中学校の運動会で行われる組体操の技の一つで、「トラストフォール」とも呼ばれています。
小中学校の運動会では組体操の終盤で大技を披露するものですが、「トラストフォール」は「タワー」「ピラミッド」に続く大技と言われています。
最近では「タワー」「ピラミッド」は危険性が高いことから外す小中学校が増えていますが、その代わりに「人間起こし」と取り入れているところもあります。
そして新たに専門家により「人間起こし」も危険性が高いと言われ、問題視されています。
「人間起こし」の概要
「人間起こし」の内容について紹介します。
- 「人間起こし」の技の内容
- 「人間起こし」の目的
「人間起こし」の技の内容
「人間起こし」は、数人で土台を作り、その上に一人が立ち、仰向けの状態で後ろに倒れ、土台の人達が受け止め、振り子のように前後に揺り動かすという技です。
チアリーディングで見られることも多く、子どもが練習不足の状態で行うと難易度、危険度が高いと指摘されています。
実際に事故も起きていて、平成17年度には2件、平成18年度には8件が報告されているのです。
「人間起こし」の目的
「人間起こし」を組体操に取り入れる目的として、「集団での人間関係を築く」「相手への信頼を高める」などがあります。
組体操で大技がないと達成感がなくなるとの懸念もあり、今後の各校の動向が注目されています。
「人間起こし」は、小中学校の運動会で行われる組体操の技の一つです。
子供の安全と教育目標を両立させる難しさを物語っています。