「タピる」とは?!意味を解説
「タピる」という言葉は、2019年に若者の間で流行した特定の飲み物に対して使われます。
目次
- 「タピる」とは?
- 「タピオカ」の詳細
「タピる」とは?
「タピる」とは、「タビオカの入った飲み物を飲む」ことです。
それだけの意味なので、一度覚えてしまえば間違えることはないでしょう。
この「タピオカ」とは、南米大陸が原産の「キャッサバ」という野菜が原料になっているでんぷんの塊です。
小さな丸い形にして飲み物に入れ、太めのストローで一緒に吸い込んで食べるのが一般的です。
「タピオカ」の詳細
タピオカは、先のキャッサバからでんぷんだけを抽出し、そのように呼ばれる状態に加工されたものが日本に輸入されてきます。
キャッサバ自体の輸入は禁止されているので、このような形をとらないと(現地でタピオカの状態にしないと)日本で提供することはできません。
尚、日本でこの野菜は栽培できません。
何故キャッサバとして輸入や栽培ができないのかと言えば、高い毒性をもつ植物としてそれらが禁止されている為で、どうしても現地での加工が必要になるという訳です。
もちろんタピオカになった後は毒は一切ないので安心してください。
しかし注意点として、でんぷんは胃で消化されにくい成分の為、一度に大量に食べてしまうとそのまま胃を通過して腸に溜まってしまうことがあります。
これが便秘の原因になることがあるので、タピオカ入りの飲料は一日に一杯程度にしておくのがいいでしょう。
「タピる」はこのように、単にタピオカが入った飲料を飲むこととして使われる言葉です。
人によっては、日本で始めてその提供を始めたと言われている「春水堂」(東京の表参道に本店がある、タピオカではとても有名なお店です)で飲まないとそのようには表現しない(他はそれの偽物のように考えている)ような場合もありますが、言葉として特にそういった意味はなく、どこで提供されるタピオカ入りの飲料でも飲む時にそのように使って構いません。