「言い掛かりをつける」の意味とは！類語や例文など詳しく解釈

「言い掛かりをつける」の意味

「言い掛かりをつける」とは、ちょっとした欠点などを大きくとらえて意地悪く文句を言ってくること、絡んでくることを言います。

• 「言い掛かりをつける」の読み方

「言い掛かりをつける」の読み方

「言い掛かりをつける」の読み方は、「いいがかりをつける」になります。

「言い掛かりをつける」の表現の使い方

「言い掛かりをつける」を使った表現を紹介します。

「言い掛かりをつける」とは難癖をつけてくることなのですが、難癖とは何かと言いますと、欠点であったり些細なことをことさら意地悪く言うことなのです。

つまりどうでもいいようなことで、相手に絡んできて文句をつけるという行動が「言い掛かりをつける」となるのです。

実際には些細な欠点がなくてもさもあるかのように見せかけて相手に文句を言うことに使うこともあります。

「変な言い掛かりをつけるのは止めてくれ」「そんな、言い掛かりをつけるなんて一体どういうつもりですか」「あの人は、ちょっとしたことですぐに言い掛かりをつける」などと使います。

「言い掛かりをつける」を使った例文と意味を解釈

「言い掛かりをつける」を使った例文とその意味を解釈していきます。

• 「言い掛かりをつける」を使った例文1
• 「言い掛かりをつける」を使った例文2

「言い掛かりをつける」を使った例文1

「彼女は心が狭くて、すぐに言い掛かりをつけるところがある」

相手側の些細な欠点を見つけ出し、意地の悪い文句をつけてくることを「言い掛かりをつける」と言います。

心が広く、優しい人ならばまずしない行動となります。

例文は心が狭く、人に対して意地の悪いことを言うと言っているのです。

「言い掛かりをつける」を使った例文2

「可愛い子に、言い掛かりをつけるなんてみっともない真似をするな」

人を困らせるような無理難題を言ったり、些細な欠点を言い立てたりすることを「言い掛かりをつける」と言います。

例文のように可愛い子にそのような行動をするのは、嫉妬からくる意地悪ということが推測でき、みっともないと伝えているのです。

「言い掛かりをつける」の類語や類義語

「言い掛かりをつける」の類語や類義語を紹介します。

• 「因縁をつける」【いんねんをつける】
• 「意地悪を言う」【いじわるをいう】

「因縁をつける」【いんねんをつける】

「因縁をつける」とは「言い掛かりをつける」と同じ意味となります。

「今後、因縁をつけるようなことはしないと約束させた」「気にいらないとすぐに因縁をつける」などと使います。

「意地悪を言う」【いじわるをいう】

「意地悪を言う」とは、人が困るようなこと、辛くなるようなことを言うことです。

「彼女が意地悪を言うから、こんなことになったんです」「意地悪を言うと、いずれ自分に返ってくるだけだ」という風に使います。