「ゾッとする」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
夏の夜に「ゾッとする」という言葉を耳にしたなら、どのようなイメージを持つでしょうか?
とても恐ろしいイメージを彷彿させる語感がありますが、改めて意味を調べる機会がないと思います。
そこで今回は、この「ゾッとする」について見ていくことにします。
目次
- 「ゾッとする」とは?意味
- 「ゾッとする」の表現の使い方
- 「ゾッとする」を使った例文と意味を解釈
- 「ゾッとする」の類語や類義語
「ゾッとする」とは?意味
「ゾッとする」とは、「恐ろしい気持ちになったり、冷気に触れての身体全身の毛が逆立つように寒い気配を感じること」や「強烈な感動が身体の中を電気のように走り抜ける」という意味を持つ言葉です。
「ゾッとする」の表現の使い方
「ゾッとする」という言葉は「恐ろしい寒気が身体を突き抜ける」というような意味があるので、夏に怪談話を聞いた時に使われることになります。
この他にも冷たいプールに飛び込み「ゾッとする」というシチュエーションもあります。
「ゾッとする」を使った例文と意味を解釈
では、ここで「ゾッとする」を使った例文を見ながら、具体的な活用シーンをイメージしてみることにしましょう。
- 「ゾッとする」を使った例文1
- 「ゾッとする」を使った例文2
「ゾッとする」を使った例文1
「クーラーがキンキンに効いている部屋に入ると、とたんゾッとして身体に悪寒が走ったのです」
暑い外から自宅に戻ると、あまりの冷たいクーラーの効きすぎている部屋で身体が「ゾッとした」のです。
外と中の温度差が大きすぎて、とても身体がおかしくなっていくので、健康を害しやすくなります。
「ゾッとする」を使った例文2
「クラスメートと夜遅くまで怪談話で盛り上がったのですが、思い出すとゾッとする体験だった」
子供の頃は夏になると、肝試しをしたり、怪談話をクラスメートとして、とても盛り上がった思い出があることでしょう。
しかし、あまりにも恐ろしすぎて、「ゾッとする」思い出でもあるはずです。
「ゾッとする」の類語や類義語
「ゾッとする」を他の言葉で言い換えるとするなら、どのようなものがあるかを見ていくことにします。
- 「震えおののく」【ふるえおののく】
- 「戦慄が走る」【せんりつがはしる】
「震えおののく」【ふるえおののく】
「震えおののく」が「ゾッとする」の類義語となり、「あまりの恐ろしさに身体が震えて、寒気を感じるような状態」という意味があります。
この言葉はホラー映画を見た後に、身体の震えが止まらず泣き出しそうな印象があります。
「戦慄が走る」【せんりつがはしる】
「戦慄が走る」も「ゾッとする」と同じ解釈ができる表現です。
「恐ろしい出来事や現象に出くわしてしまい恐れること」という意味になります。
あまりの恐ろしさに声を出すことも身体を動かすこともできないのです。
下手をすると、気絶することもあるかもしれません。
「ゾッとする」という言葉の意味や使い方をいくつか見てきましたが、夏の怪談話にまつわることが多いような気がします。
しかし、「ゾッとする」は「寒さを感じる」や「悪寒が走る」という意味で解釈することができるので、身体の体調や感覚を表現することもできる言葉として、受け止めておくといいでしょう。