「おべんちゃら」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
皆さんは「おべんちゃら」という言葉を耳にしたことがあるかと思います。
この言葉はあまりいい意味で使われることがないのですが、どのような意味があるかご存知でしょうか?
そこでここでは、この「おべんちゃら」にフォーカスして、その意味や使い方などを解説して行くことにします。
目次
- 「おべんちゃら」とは?意味
- 「おべんちゃら」の表現の使い方
- 「おべんちゃら」を使った例文と意味を解釈
- 「おべんちゃら」の類語や類義語
「おべんちゃら」とは?意味
「おべんちゃら」とは、「口先ばかりで上手く言って、全く中身のない薄っぺらなさま」や「そのような言葉」という意味も持っている語句です。
「おべんちゃら」の表現の使い方
「おべんちゃら」は「口先ばかりで全く中身のない薄っぺらな言葉」という意味になるので、上司や目上の人に媚びを売って、相手のご機嫌取りばかりしている人を指して使うことがあります。
「あべんちゃらばかり使っている」というような使い方になります。
「おべんちゃら」を使った例文と意味を解釈
では、ここで「おべんちゃら」を使った例文を見ながら、具体的な活用シーンをイメージしてみることにしましょう。
- 「おべんちゃら」を使った例文1
- 「おべんちゃら」を使った例文2
「おべんちゃら」を使った例文1
「あいつはいつもおべんちゃらを言っているので、その言葉を聞くと、胸くそが悪くなる。全く信用することができない相手だ」
世の中には、大した能力もないのに、「おべんちゃら」だけで世渡りしている人間がいます。
会社でも「おべんちゃら」で上司のご機嫌を取るだけで、昇進してきた人もいるかもしれません。
しかし、このような人が信頼されることは、まずないでしょう。
「おべんちゃら」を使った例文2
「おべんちゃらで近づいてきた営業マンにそそのかされて、つい契約書にサインして失敗した」
この例文で登場している営業マンは、ある意味、詐欺的な商法で悪質なビジネスをやっている人かもしれません。
聞いていると非常に心地よい感じがするのですが、その実態は非常に危なく、信頼しては危険なパターンでしょう。
「おべんちゃら」の類語や類義語
「おべんちゃら」を他の言葉で言言い換えるとするなら、どのような言葉があるかを見ていくことにします。
- 「腰巾着」【こしぎんちゃく】
- 「へつらう」
「腰巾着」【こしぎんちゃく】
「腰巾着」が「おべんちゃら」の類義語として使うことかできます。
「腰巾着」は元々、腰にぶら下げる巾着のことですが、ここから意味が転じて、「いつも偉い人につき従って離れない人」という意味があります。
「へつらう」
「へつらう」も「おべんちゃら」に近い意味を持つ言葉の1つで、「人の気に入るように振る舞い近づいて来る」、または「お世辞を言ったり、媚びる」という意味になります。
「上司にへつらうだけしかできない奴」というような使い方になります。
「おべんちゃら」という言葉の意味や活用場面を紹介してきましたが、子の言葉が当てはまる人は、誰からも信用されることがありません。
一見、世渡りが上手なように見えて、いざとなった時は逃げ足の速い人でもありますので、注意する必要があります。