「腰巾着」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「腰巾着」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「腰巾着」という言葉を使った例文や、「腰巾着」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「腰巾着」とは?意味
- 「腰巾着」の表現の使い方
- 「腰巾着」を使った例文や短文など
- 「腰巾着」の類語や類義語・言い換え
「腰巾着」とは?意味
「腰巾着」には、「腰につける巾着」という意味があります。
また「いつもある人の身辺を離れないで付き従っている人」という意味があります。
特に「ある特定の人物に付き従って行動を共にし、特定の人物のご機嫌を取る人」という意味で使われています。
- 「腰巾着」の読み方
「腰巾着」の読み方
「腰巾着」の読み方は、「こしぎんちゃく」になります。
「腰巾着」の表現の使い方
「腰巾着」の表現の使い方を紹介します。
「腰巾着」には、「ある特定の人物に付き従って行動を共にし、特定の人物のご機嫌を取る人」という意味があります。
そのような人を見かけた時、「腰巾着」という言葉を使ってみましょう。
例えばビジネスシーンでは、ある上司に付き従い、ご機嫌を取る同僚がいるかもしれません。
このような人を見た時、「彼は○○さんの、腰巾着だ」などと、「腰巾着」という言葉を使って、少し馬鹿にします。
このように、目上の人に付き従い、ご機嫌を取る人を、嘲るような気持ちで話す時、「腰巾着」という言葉を使ってみましょう。
「腰巾着」を使った例文や短文など
「腰巾着」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「腰巾着」を使った例文1
- 「腰巾着」を使った例文2
「腰巾着」を使った例文1
「彼は部長の『腰巾着』の癖に、目下の社員に偉そうな態度を取る」
この例文に登場する男性は、ある部長に付き従い、いつもご機嫌を取っているとみんなに思われて、やや馬鹿にされています。
そのため、目下の社員に偉そうな態度を取ると、「腰巾着の癖に偉そうだ」と社員から反発されています。
このように、目上の人に付き従い、ご機嫌取りをしている人に対して、「腰巾着」という言葉を使います。
「腰巾着」を使った例文2
「尊敬するAさんといつも一緒にいるため、『腰巾着』と思われていないか不安だ」
この文章は、ただ尊敬するAさんと一緒にいたいだけで、特にご機嫌取りなどしていないのに、周囲の人からそう思われていないか不安だという文章になります。
偉い人、力がある人といつも一緒にいる人は、例え「腰巾着」ではなくても、嫉妬ややっかみの気持ちから、「腰巾着」と呼ばれやすいかもしれません。
「腰巾着」の類語や類義語・言い換え
「腰巾着」の類語や類似を紹介します。
- 「へつらう」【へつらう】
- 「媚びる」【こびる】
「へつらう」【へつらう】
「へつらう」には、「お世辞を言うなどして、気に入られるようと振舞うこと」という意味があります。
「社長にへつらう」「お金持ちにへつらう」などと言う使い方をします。
「媚びる」【こびる】
「媚びる」には「気に入られようとして、へつらうこと」という意味があります。
また「女性が男性の気を引こうと、なまめかしい態度や表情を取る」という意味もあります。
「男性に媚びる女性は、同性に嫌われる」などという使い方をします。
「腰巾着」という言葉について見てきました。
目上の人に付き従い、ご機嫌ばかり取っている人を、少し馬鹿にした感じで話す時、「腰巾着」という言葉を使ってみましょう。