「辺り憚る」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「辺り憚る」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「辺り憚る」という言葉を使った例文や、「辺り憚る」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「辺り憚る」とは?意味
- 「辺り憚る」の表現の使い方
- 「辺り憚る」を使った例文や短文など
- 「辺り憚る」の類語や類義語・言い換え
「辺り憚る」とは?意味
「辺り憚る」には、「周囲の人々に、気兼ねをしたり、遠慮してしまうこと」という意味があります。
- 「辺り憚る」の読み方
「辺り憚る」の読み方
「辺り憚る」の読み方は、「あたりはばかる」になります。
「辺り憚る」の表現の使い方
「辺り憚る」の表現の使い方を紹介します。
「辺り憚る」は、「周囲の人々に、気兼ねをしたり、遠慮してしまうこと」を意味します。
そこで、日頃から、周囲の人々に、気兼ねしたり、遠慮したりしていることがある時、「辺り憚る」という言葉を使ってみましょう。
例えば、トランペットを吹くのが趣味という人がいるかもしれません。
しかしトランペットは大きな音が鳴るため、住宅地の真ん中で吹くわけにはいかないかもしれません。
このような時、「辺り憚り、トランペットを吹くのをためらってしまう」などと、「辺り憚る」という言葉を使って、心情を言い表してみましょう。
「辺り憚る」を使った例文や短文など
「辺り憚る」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「辺り憚る」を使った例文1
- 「辺り憚る」を使った例文2
「辺り憚る」を使った例文1
「悪口は『辺り憚る』ようにするものだ」
この例文は、悪口を言う時は、周囲の人々に気兼ねしながら、こっそりというものだという文章になります。
このように「辺り憚る」には、「周囲の人々に、気兼ねをしたり、遠慮してしまうこと」という意味があります。
人の悪口を、周囲の様子をまるで気にせずに、大声で言うと、ひんしゅくを買ってしまうかもしれません。
「辺り憚る」を使った例文2
「『辺り憚らず』に、公共の場でいちゃいちゃするカップル」
この例文は、周囲の人々に遠慮せず、電車や公園など、公共の場でいちゃいちゃするカップルという文章になります。
付き合いたての時期などは、このような様子になりがちですが、「辺り憚る」こともマナーとして必要かもしれません。
「辺り憚る」の類語や類義語・言い換え
「辺り憚る」の類語や類似を紹介します。
- 「躊躇う」【ためらう】
- 「気兼ねする」【きがねする】
「躊躇う」【ためらう】
「躊躇う」には、「しようかしまいか、迷うこと」という意味があります。
「結婚を躊躇う」という文章は、「結婚をしようか、しまいか迷う」という意味になります。
「躊躇う気持ちもわかる」などという使い方をします。
「気兼ねする」【きがねする】
「気兼ねする」には、「他人の思惑などを、気にすること」という意味があります。
「気兼ねして、自分のしたいことを言い出せない」という文章は、「他人の思惑を気にして、本当にしたいことを言い出せない」という意味になります。
「私に気兼ねせず、話してくれ」などという使い方をします。
「辺り憚る」という言葉について見てきました。
周囲の人々に、気兼ねをしたり、遠慮してしまうことについて話す時、「辺り憚る」という言葉を使ってみましょう。