「好戦的」の意味とは！類語や例文など詳しく解釈

「好戦的」の意味

「好戦的」の意味は、「冷静に話し合いをするのを嫌い、すぐに武力を行使したり、競い合いで決着をつけたがる人のこと」です。

相手と意見が対立したり、悪い感情を持った時に、話し合いで円満に解決しようとせずに、力でどちらが優れているかを決めようとすることを言います。

基本的に武力や体力を保有していて、今まで争いごとで敗北したことがなく自信を持っている人に見られる傾向です。

• 「好戦的」の読み方
• 「好戦的」の言葉の成り立ち

「好戦的」の読み方

「好戦的」の読み方は、「こうせんてき」になります。

難しい漢字ではないので読み書きできる様にしておきましょう。

「好戦的」の言葉の成り立ち

「好戦的」の「好」は「すき」とも読み、言葉通り「このむ」「愛する」という意味です。

「戦」は「いくさ」とも読み、「武器を持って敵と争う」「競争」「試合」「震えおののくこと」という意味があります。

「的」は名詞に付き、「その様な性質を持ったものの意」を表します。

これらの言葉が組み合わさり、「競争や試合を好む性質がある人」という意味で使われています。

「好戦的」の表現の使い方

「好戦的」の表現の使い方を紹介します。

• 文法的な使い方
• 良い意味ではない

文法的な使い方

「好戦的」は名詞で、文末に使う時には形容動詞として「好戦的だ・である」となります。

副詞として使う時には「好戦的に」になり、形容詞として使う時には「好戦的な〇〇」になります。

良い意味ではない

「好戦的」は相手に対して攻めの姿勢で対応したり、すぐに優劣を付けたがる人に対して使われます。

ビジネスで人に対して「好戦的」という言葉を使うと、トラブルメーカーの様な印象があるので注意しましょう。

「好戦的」を使った例文と意味を解釈

「好戦的」を使った例文とその意味を解釈していきます。

• 「好戦的」を使った例文1
• 「好戦的」を使った例文2

「好戦的」を使った例文1

「彼は非常に好戦的な性格で、競い合って決着をつけないと気が済まない」

常に相手に対してライバル意識を持っていて、優劣を付けたがる性格であることを表しています。

「好戦的」を使った例文2

「テニス教室で好戦的な相手に出会い、やたらと勝負を挑んでくるので困っている」

テニス教室に入ったところ、経験者であることから目を付けられて、やたらと勝負をしたがる人がいることを表しています。

「好戦的」の類語や類義語

「好戦的」の類語や類義語を紹介します。

• 「喧嘩腰」【けんかごし】
• 「血の気が多い」【ちのけがおおい】

「喧嘩腰」【けんかごし】

「まるでケンカを仕掛けているかの様に突っかかってくる態度をとること」という意味です。

「血の気が多い」【ちのけがおおい】

「すぐに興奮しやすく、怒ったりキレたりする性格のこと」という意味です。