「見て見ぬ振り」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「見て見ぬ振り」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「見て見ぬ振り」という言葉を使った例文や、「見て見ぬ振り」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「見て見ぬ振り」とは?意味
- 「見て見ぬ振り」の表現の使い方
- 「見て見ぬ振り」を使った例文や短文など
- 「見て見ぬ振り」の類語や類義語・言い換え
「見て見ぬ振り」とは?意味
「見て見ぬ振り」には、「実際に見たのに見ていなかったように振舞うこと」という意味があります。
また「見て見ぬ振り」には「咎めないで見逃すこと」を意味します。
- 「見て見ぬ振り」の読み方
「見て見ぬ振り」の読み方
「見て見ぬ振り」の読み方は、「みてみぬふり」になります。
「見て見ぬ振り」の表現の使い方
「見て見ぬ振り」の表現の使い方を紹介します。
「見て見ぬ振り」は、「実際に見たのに見ていなかったように振舞うこと」という意味があります。
例えば、友達がいじめられる姿を見たのに、いじめを止めるのが怖くて、見ていなかったように振る舞ってしまったことがあるかもしれません。
このような時、「友達がいじめられているのを、見て見ぬ振りをする」などと、「見て見ぬ振り」という言葉を使います。
また「見て見ぬ振り」には「咎めないで見逃すこと」を意味します。
誰かを咎めず見逃した様子を見た時、「見て見ぬ振り」という言葉を使ってみましょう。
「見て見ぬ振り」を使った例文や短文など
「見て見ぬ振り」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「見て見ぬ振り」を使った例文1
- 「見て見ぬ振り」を使った例文2
「見て見ぬ振り」を使った例文1
「『見て見ぬ振り』はできないため、倒れている人の所に駆け寄る」
この例文は実際に見てしまったら、見ていなかったようには振る舞えないため、道に倒れている人の所に駆けて行くという文章になります。
このように「見て見ぬ振り」には、「実際には見ていたが、見ていなかったように振舞うこと」という意味があります。
「見て見ぬ振り」を使った例文2
「部下のミスを『見て見ぬ振り』する上司」
この例文は、部下がミスした時に、咎めないで見逃す上司という意味があります。
また「見て見ぬ振り」には「咎めないで見逃すこと」を意味します。
ミスをした理由が健全な場合、「見て見ぬ振り」をする上司もいるでしょう。
「見て見ぬ振り」の類語や類義語・言い換え
「見て見ぬ振り」の類語や類似を紹介します。
- 「知らんふり」【しらんふり】
- 「看過」【かんか】
「知らんふり」【しらんふり】
「知らんふり」は「実際に知っていることを、知らなかったように振舞うこと」という意味があります。
「知らんふりして、話を聞く」などという使い方をします。
「看過」【かんか】
「看過」には「ひどい状態を目にしながら、そのまま放っておく様子」という意味があります。
「酷い事態を看過できない」という文章は、「酷い事態を見ておきながら、そのまま放っておけない」という意味になります。
「見て見ぬ振り」という言葉について見てきました。
実際には見ていたが、見ていなかったように振舞うこと、咎めないで見逃すことを言い表す時、「見て見ぬ振り」という言葉を使ってみましょう。