「緊急」とは?意味や使い方!例文や解釈
「緊急」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「緊急」という言葉を使った例文や、「緊急」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「緊急」とは?
- 「緊急」の表現の使い方
- 「緊急」を使った言葉と意味を解釈
- 「緊急」を使った例文や短文など
- 「緊急」の反対語
- 「緊急」の類語や類義語・言い換え
- 「緊急」の英語と解釈
「緊急」とは?
「緊急」には、「重大で非常に急を要す様子」という意味があります。
- 「緊急」の読み方
「緊急」の読み方
「緊急」の読み方は、「きんきゅう」になります。
「緊急」の表現の使い方
「緊急」の表現の使い方を紹介します。
「緊急」には、「重大で非常に急を要す様子」という意味があります。
そこで、重大で非常に急を要すと、感じられる様子を見た時に、「緊急」という言葉を使ってみましょう。
例えば、山道を歩いていて迷子になってしまった時は、重大で非常に急を要す状態と言えます。
このまま正しい道に出られない場合、遭難してしまう可能性が高くなるためです。
このような時、「山道で迷ってしまうという、緊急事態になった」などと、「緊急」という言葉を使い、置かれた状況を説明できます。
「緊急」を使った言葉と意味を解釈
「緊急」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「緊急脱出」【きんきゅうだっしゅつ】
- 「緊急手術」【きんきゅうしゅじゅつ】
- 「緊急用」【きんきゅうよう】
「緊急脱出」【きんきゅうだっしゅつ】
「緊急脱出」は、「重大なトラブルなどにより、すぐに建物や乗物から脱出する様子」という意味があります。
「ビルで火災が起きたため、緊急脱出する必要がある」などと、「緊急脱出」という言葉を使います。
「緊急手術」【きんきゅうしゅじゅつ】
「緊急手術」という言葉は、「急を要するため、すぐに手術する必要があること」という意味があります。
例えば盲腸炎になってしまった人が、病院に行き、今すぐに手術をした方がいいと判断された場合、「盲腸炎のため、緊急手術をする」などと、「緊急手術」という言葉を使います。
「緊急用」【きんきゅうよう】
「緊急用」は、「重大で非常に急を要す時のためのもの」という意味があります。
例えば、普段は電話しないように言われているが、非常に急を要す時だけ掛けていいとされている電話番号があるかもしれません。
例えば、夫の会社の電話番号などが、「緊急用の電話番号」になるかもしれません。
「緊急」を使った例文や短文など
「緊急」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「緊急」を使った例文1
- 「緊急」を使った例文2
「緊急」を使った例文1
「『緊急事態』に備えて、警戒する役を決める」
この例文は、重大で非常に急を要す様子になった時のために、グループの誰かが、常に警戒するように役割を決めるという文章になります。
このように「緊急」には、「重大で非常に急を要す様子」という意味があります。
災害が起こった後などに、さらにひどい状況にならないよう、「緊急事態」に備える必要があるかもしれません。
「緊急」を使った例文2
「救急車が、『緊急』病院に到着する」
この例文は、急患をのせた救急車が、「緊急」用の病院に到着したという文章になります。
すぐに対処しなければならない、重症の患者にすぐに対応できる病院を、「緊急病院」と呼びます。
「緊急」の反対語
「緊急」の反対語を紹介します。
- 「不急」【ふきゅう】
- 「ゆるりと」
- 「ぼちぼち」
- 「ゆっくり」
「不急」【ふきゅう】
「不急」は「差し迫っていないこと」「急がないこと」という意味があります。
「不急の仕事は後回しでいい」という文章は、「急がなくてもいい仕事は、後回しにしろ」という意味になります。
「不急の用」などという使い方をします。
「ゆるりと」
「ゆるりと」には、「急がずにゆっくり」という意味があります。
「ゆるりと、仕事をしよう」という文章は、「急がずゆっくり仕事をしよう」という意味になります。
「ゆるりと話そう」「ゆるりと歩こう」などという使い方をします。
「ぼちぼち」
「ぼちぼち」は「少しずつゆっくりと」という意味があります。
「ぼちぼち、取りかかろう」という文章は、「少しずつゆっくりと物事に取り掛かろう」という意味になります。
「ぼちぼち、出掛けよう」などという使い方をします。
「ゆっくり」
「ゆっくり」は「急がないで時間をかける様子」という意味があります。
「ゆっくり食事をする」という文章は、「急がないで時間をかけて食事する」という意味になります。
「緊急」の類語や類義語・言い換え
「緊急」の類語や類似を紹介します。
- 「火急」【かきゅう】
- 「至急」【しきゅう】
- 「早急」【さっきゅう】
- 「緊切」【きんせつ】
「火急」【かきゅう】
「火急」という言葉には、「非常に急ぐこと」「火が燃え広がるように切迫すること」という意味があります。
「火急の用があるため、帰ります」という文章は、「非常に急ぐために、帰ります」という文章になります。
「火急の間に合わない」などという使い方をします。
「至急」【しきゅう】
「至急」は「非常に急ぐこと」という意味があります。
「この問題は、至急解決する必要がある」という文章は、「この問題は、非常に急いで解決する必要がある」という意味になります。
「至急、連絡する」などという使い方をします。
「早急」【さっきゅう】
「早急」には、「非常に急なこと」という意味があります。
「早急に対処すべき問題」などという使い方をします。
「緊切」【きんせつ】
「緊切」は「非常に差し迫っていて切実な様子」を意味します。
「両国の問題は、緊切な事態に至っている」という文章は、「二つの国の問題が、非常に差し迫っていて切実な事態に至っている」という意味になります。
「緊急」の英語と解釈
「緊急」の英語を紹介し、その意味を解釈して行きます。
「緊急」を英語にすると、“emergency”(エマージェンシー)になります。
“emergency”には「緊急」「非常」「応急」などの意味が含まれています。
「緊急」を英語にする時は、“emergency”という英語を使ってみましょう。
「緊急」という言葉について、見てきました。
重大で非常に急を要す様子を一言で言い表す時、「緊急」という言葉を使ってみましょう。