「鬼の首を取ったよう」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「鬼の首を取ったよう」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「鬼の首を取ったよう」という言葉を使った例文や、「鬼の首を取ったよう」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「鬼の首を取ったよう」とは?意味
- 「鬼の首を取ったよう」の表現の使い方
- 「鬼の首を取ったよう」を使った例文や短文など
- 「鬼の首を取ったよう」の類語や類義語・言い換え
「鬼の首を取ったよう」とは?意味
「鬼の首を取ったよう」には、「実際の手柄や功績以上に得意になる様子」という意味があります。
- 「鬼の首を取ったよう」の読み方
「鬼の首を取ったよう」の読み方
「鬼の首を取ったよう」の読み方は、「おにのくびをとったよう」になります。
「鬼の首を取ったよう」の表現の使い方
「鬼の首を取ったよう」の表現の使い方を紹介します。
「鬼の首を取ったよう」は、「実際の手柄や功績以上に得意になる様子」を意味します。
実際にはたいした功名や手柄を立てていないのに、そのように振る舞う様子の人を見た時に、「鬼の首を取ったよう」という言葉を使ってみましょう。
例えば、友達とゲームをしている時、勝利した友達がいるとします。
この友達が、スポーツの大会で優勝したように得意になっていたら、「たかがゲームに勝っただけで、鬼の首を取ったようになるな」などと、「鬼の首を取ったよう」という言葉を使い、注意してみましょう。
「鬼の首を取ったよう」を使った例文や短文など
「鬼の首を取ったよう」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「鬼の首を取ったよう」を使った例文1
- 「鬼の首を取ったよう」を使った例文2
「鬼の首を取ったよう」を使った例文1
「グループリーグの初戦に勝っただけで、『鬼の首を取ったよう』に喜ぶ」
この例文は、長いグループリーグの初戦に勝っただけで、大きな成功をおさめたように喜んでいる様子を文章にしたものです。
このように「鬼の首を取ったよう」には、「実際の手柄や功績以上に得意になる様子」という意味があります。
決勝トーナメントに進出するようなチームは、初戦に勝っただけでは、「鬼の首を取ったよう」に喜ぶことはないでしょう。
「鬼の首を取ったよう」を使った例文2
「小さな契約を取っただけで、『鬼の首を取ったよう』に盛り上がる同僚」
この例文は、ビジネスシーンで、小さな契約を取っただけなのに、大きな契約を取ったかのように盛り上がっている同僚についての文章になります。
他の社員が当たり前のように取るレベルの契約を取って、「鬼の首を取ったよう」に盛り上がる人は、仕事ができない印象になるかもしれません。
「鬼の首を取ったよう」の類語や類義語・言い換え
「鬼の首を取ったよう」の類語や類似を紹介します。
- 「調子に乗る」【ちょうしにのる】
- 「いい気になる」【いいきになる】
「調子に乗る」【ちょうしにのる】
「調子に乗る」は「おだてられたり、順調な結果、得意げになっている様子」という意味があります。
「調子に乗って、生意気な態度を取る」という文章は、「得意になって、生意気な振る舞いをしてしまう」という意味になります。
「これくらいのことで、調子に乗るな」などという使い方をします。
「いい気になる」【いいきになる】
「いい気になる」は「自惚れている様子」という意味があります。
「少しの成功でいい気になる」という文章は、「少しの成功で、自分を過大評価してしまう」ことを意味します。
「いい気になるのは、結果を出してからだ」などという使い方をします。
「鬼の首を取ったよう」という言葉について見てきました。
実際の手柄や功績以上に得意になる人を見た時、「鬼の首を取ったよう」という言葉を使ってみましょう。