「忍び寄る」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「忍び寄る」という表現を知っているでしょうか。
ここでは「忍び寄る」という言い回しについて詳しく紹介していきます。
目次
- 「忍び寄る」の意味
- 「忍び寄る」の表現の使い方
- 「忍び寄る」を使った例文と意味を解釈
- 「忍び寄る」の類語や類義語
「忍び寄る」の意味
「忍び寄る」というのは「気づかれないようにそっと近づく」という意味です。
例えば、誰かが寝ている部屋に何かを取りにいかなければいけない時など、「タンスにそっと忍び寄る」と表現することもあるかもしれません。
また、泥棒が狙いを定めた人物に「忍び寄る」こともあるでしょう。
季節が「忍び寄る」ということもあります。
例えば「冬の気配が忍び寄る」のように使われるケースもあります。
- 「忍び寄る」の読み方
「忍び寄る」の読み方
「忍び寄る」の読み方は、「しのびよる」になります。
ニュースなどでも使われる表現ですので、ぜひ覚えておきましょう。
「忍び寄る」の表現の使い方
「忍び寄る」の表現の使い方を紹介します。
事件が起こる時など、「犯人が忍び寄る」と表現することがあります。
殺傷事件が起こったときなど、「犯人が後ろから忍び寄った」などと言われることがあります。
もしもお金を盗もうとする犯人ならば、現金を持っていそうな女性の背後から「忍び寄る」こともあるでしょう。
もしも傷つけるつもりならば、後ろから気づかれないように「忍び寄り」、刃物を掲げるなどということもあるかもしれません。
「忍び寄る」を使った例文と意味を解釈
「忍び寄る」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「忍び寄る」を使った例文1
- 「忍び寄る」を使った例文2
「忍び寄る」を使った例文1
「犯人が後ろから忍より、女の子を連れ去った可能性があります」
幼い子供誘拐はいつの時代も問題になるものです。
特に非力な子供を連れ去ってしまうという事は周りに大きな影響を与え、恐ろしい事件に発展する可能性もあります。
特に小さな子供を1人にしないように、周りの人で気をつけていかなければいけません。
「少しならば大丈夫」という気持ちが子供を事件に巻き込ませてしまう可能性があります。
「忍び寄る」を使った例文2
「彼はプレゼントを置くため、静かに枕元に忍び寄った」
誰かが寝ている枕元にプレゼントなどをおきたいと思う場合、とにかく本人を起こさないように静かにしなければいけません。
眠りが浅いときなど、簡単に目を覚ましてしまう可能性がありますから、枕元に近づかなければいけない時など、忍び足で近寄るという人も多いのではないでしょうか。
たとえプレゼントを置くためではなかったとしても、寝ている人がいる部屋のタンスなどに用事がある場合、「タンスに忍び寄る」などとも言えます。
「忍び寄る」の類語や類義語
「忍び寄る」の類語や類義語を紹介します。
- 「そっと近づく」【そっとちかづく】
- 「身を潜める」【みをひそめる】
「そっと近づく」【そっとちかづく】
「そっと近づく」というのは「相手に気づかれないように身を潜めて接近する」という意味です。
誰かを驚かそうとして「そっと近づく」ということもあるのではないでしょうか。
「身を潜める」【みをひそめる】
「身を潜める」というのは「物陰に身を隠す」という意味です。
「世間から隠れる」という時にも使われます。
「忍び寄る」という表現は日常的にも使える言葉ですのでぜひ覚えておきましょう。
後ろから「忍び寄る」人には注意が必要です。