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「火に油を注ぐ」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈

「火に油を注ぐ」という表現を知っているでしょうか。

ここでは「火に油を注ぐ」という言い回しについて詳しく紹介していきます。

火に油を注ぐ

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「火に油を注ぐ」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈>


目次

  • 「火に油を注ぐ」の意味
  • 「火に油を注ぐ」の表現の使い方
  • 「火に油を注ぐ」を使った例文と意味を解釈
  • 「火に油を注ぐ」の類語や類義語


「火に油を注ぐ」の意味

「火に油を注ぐ」の意味

「火に油を注ぐ」というのは「勢いの激しいものにいっそう勢いを加える」という意味になります。

「騒ぎをいっそう大きくしてしまう」などという意味があり、その結果を望ましくないものとして使う表現です。

「燃える火に油を注ぐ」と言われることもありますし、ただ単に「油を注ぐ」と言われることもあります。

良い結果や盛り上がることに対して使われる表現ではなく、あくまでも結果を望ましくないものにしてしまう時に使われる言い回しです。

  • 「火に油を注ぐ」の読み方

「火に油を注ぐ」の読み方

「火に油を注ぐ」の読み方は、「ひにあぶらをそそぐ」になります。

日常的にも使われる慣用句ですので、ぜひ知っておきましょう。



「火に油を注ぐ」の表現の使い方

「火に油を注ぐ」の表現の使い方

「火に油を注ぐ」の表現の使い方を紹介します。

例えば夫婦喧嘩が激化している時、子供が余計な口出しをしてしまうことによって「火に油を注ぐ」結果になる可能性があります。

また、思春期の子供などに対して親がしつこく口出ししてしまうと、ますます「火に油を注ぐ」結果になってしまうかもしれません。

恋愛に夢中な娘に対し、親がその交際に反対し続けたら娘はますます恋愛に盛り上がり、最終的に「火に油を注いでしまった」などということもあるのではないでしょうか。

「火に油を注ぐ」を使った例文と意味を解釈

「火に油を注ぐ」を使った例文と意味を解釈

「火に油を注ぐ」を使った例文とその意味を解釈していきます。

  • 「火に油を注ぐ」を使った例文1
  • 「火に油を注ぐ」を使った例文2

「火に油を注ぐ」を使った例文1

「あの芸能人が余計のツイートを認め、火に油を注いでしまったね」

最近は芸能人などもTwitterを利用するようになりましたが、誰かのTwitterに対して他の人が意見を述べ、トラブルに「火に油を注ぐ」ということがあります。

それでなくてもそのTwitterそのもので騒ぎになっているにもかかわらず、それに対して攻撃的なツイートをしてしまい、ますます騒ぎが大きくなってしまったなどということもあるのではないでしょうか。

「火に油を注ぐ」を使った例文2

「子供の喧嘩に親が口出ししてしまったため、最終的に火に油を注いでしまいました」

子供同士が喧嘩をしている時、あくまでも子供のものだと割り切って見守っていれば良いのですが、必要に応じて親が口出しをしなければならないこともあるでしょう。

しかし、親が口出しをしても逆に喧嘩が悪化してしまうこともあり、必ずしも解決に至るとは限りません。

親の介入が「火に油を注ぐ」結果になることもあります。



「火に油を注ぐ」の類語や類義語

「火に油を注ぐ」の類語や類義語

「火に油を注ぐ」の類語や類義語を紹介します。

  • 「角を立てる」【かどをたてる】
  • 「煽る」【あおる】

「角を立てる」【かどをたてる】

「角を立てる」というのは「ことを荒立てる」という意味です。

「気が立ってお互い小さなことに角を立ててしまいます」などと使われます。

「煽る」【あおる】

「煽る」というのは「風を起こして火の勢いを強める」という意味であり、「おだてたりして相手がある行動をするように仕向ける」「物事に勢いをつける」という意味でも使われます。

「競争心を煽る」などと言われます。

icon まとめ

「火に油を注ぐ」という表現は日常的にも使えますので覚えておきましょう。

教養として知っておきたい言い回しの1つです。