「聞く耳を持たない」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「聞く耳を持たない」という表現を知っているでしょうか。
ここでは「聞く耳を持たない」という言い回しについて詳しく紹介していきます。
目次
- 「聞く耳を持たない」の意味
- 「聞く耳を持たない」の表現の使い方
- 「聞く耳を持たない」を使った例文と意味を解釈
- 「聞く耳を持たない」の類語や類義語
「聞く耳を持たない」の意味
「聞く耳を持たない」というのは「相手の助言や意見を聞くつもりがない」という意味になります。
例えば、上司の意見には「聞く耳を持たない」という人もいるかもしれません。
「意見を聞き入れたり耳を傾けて参考にしたり、という姿勢を持たない」という意味になり、部下の意見には「聞く耳を持たない」人もいるかもしれません。
- 「聞く耳を持たない」の読み方
「聞く耳を持たない」の読み方
「聞く耳を持たない」の読み方は、「きくみみをもたない」になります。
日常的にも使える言い回しですので、ぜひ覚えておきましょう。
「聞く耳を持たない」の表現の使い方
「聞く耳を持たない」の表現の使い方を紹介します。
自分が一人前になったと思うと、周りの人の意見に「聞く耳を持たない」という態度をとってしまう人もいるのではないでしょうか。
自分は問題なく仕事ができているなどと思ってしまうと、特に年下の社員や部下からの意見には「聞く耳を持たない」という態度をとってしまう人も珍しくありません。
あるいは、親の言い分には「聞く耳を持たない」ということもあるかもしれません。
「聞く耳を持たない」を使った例文と意味を解釈
「聞く耳を持たない」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「聞く耳を持たない」を使った例文1
- 「聞く耳を持たない」を使った例文2
「聞く耳を持たない」を使った例文1
「彼女は両親からの助言に聞く耳を持たず、結婚して失敗しました」
結婚したいと思う人と結婚したいものですが、だからといってすべての結婚が成功するとは限りません。
明らかに問題がある人などと結婚を考えてしまった場合、周りから反対されることもあるのではないでしょうか。
周りから反対されてもそれに「聞く耳を持たない」という態度をとってしまえば、失敗してしまう可能性もあります。
「聞く耳を持たない」を使った例文2
「あの人は部下の意見には聞く耳を持たないが、だから失敗するんだよ」
年下だから、部下だから、という理由でその人の意見は意味がないように扱ってしまったら自分が失敗する可能性も高まります。
確かに、自分を一人前だと思えば思うほど、周りの意見には耳をかさなくなってしまうかもしれません。
しかし、意外に周りの人が良い意見を持っていることもありますので、年下だから、部下だから、などという理由でその人の意見に耳をかさないなどということがあれば、非常にもったいないと言えるでしょう。
「聞く耳を持たない」の類語や類義語
「聞く耳を持たない」の類語や類義語を紹介します。
- 「有無を言わさない」【うむをいわさない】
- 「従わない」【したがわない】
「有無を言わさない」【うむをいわさない】
「有無を言わさない」というのは「相手に反論の機会を与えずに物事を決める」という意味です。
「有無を言わさないやり方」などと使われます。
「従わない」【したがわない】
「従わない」というのは「他人に対して強く反抗する」という意味です。
「楯突く」「逆らう」などと言われることもあります。
「聞く耳を持たない」というのは日常的にも使える言い回しです。
ぜひ意味を覚えておきましょう。