「往時」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「往時」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「往時」という言葉を使った例文や、「往時」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「往時」とは?意味
- 「往時」の表現の使い方
- 「往時」を使った例文や短文など
- 「往時」の類語や類義語・言い換え
「往時」とは?意味
「往時」には、「過ぎ去った時」「以前」という意味があります。
- 「往時」の読み方
「往時」の読み方
「往時」の読み方は、「おうじ」になります。
「往時」の表現の使い方
「往時」の表現の使い方を紹介します。
「往時」は、「過ぎ去った時」「以前」を意味します。
そこで、過ぎ去った過去について話す時、以前のことについて話す時に、「往時」という言葉を使ってみましょう。
例えば、自分の過去を振り返った時、とても輝いていたなという時代があるかもしれません。
例えば現在30代の男性は、10代後半の頃、たくさんの女性に告白されるほど、モテる男性だったかもしれません。
その時代のことを思い出す時、「俺の往時のモテ具合は、すごかったよ」などと、「往時」という言葉を使い、過ぎ去った栄光の時代について、誰かに話せます。
「往時」を使った例文や短文など
「往時」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「往時」を使った例文1
- 「往時」を使った例文2
「往時」を使った例文1
「『往時』は、大変お世話になったAさんが定年退職するらしい」
この例文は、以前、一緒に仕事をしていたころ、とてもお世話になったAさんが定年退職するという話をきいた文章になります。
このように「往時」には、「過ぎ去った時」「以前」という意味があります。
会社に入りたてて右も左もわからない頃に、Aさんのような人が兄のように世話をしてくれた場合、忘れられない人になるでしょう。
「往時」のことを思いだして感謝したくなるかもしれません。
「往時」を使った例文2
「『往時』を思い起こさせる、若々しい姿」
この例文は、若い頃の様子を思い起こさせるような、現在の若々しい姿を見たという文章になります。
例えば、10代のころアイドルだった女性が、70歳になっても、当時の様子を思い起こさせるような、若々しい様子を見せることがあります。
このような時、「往時を思い起こさせる」などという言い回しを使います。
「往時」の類語や類義語・言い換え
「往時」の類語や類似を紹介します。
- 「昔」【むかし】
- 「かつて」
「昔」【むかし】
「昔」には「過ぎ去った時」という意味があります。
「昔は良かった」などという使い方をします。
「かつて」
「かつて」には「過過去のある一時点」という意味があります。
「かつて、ここに自宅があった」という文章は、「過去のある時点に、ここに自宅があった」という意味になります。
「かつては結婚していた」「かつては仲間だった」などという使い方をします。
「往時」という言葉について見てきました。
過ぎ去った時について話す時、「往時」という言葉を使ってみましょう。