「昔」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「昔」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「昔」という言葉を使った例文や、「昔」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「昔」とは?意味
- 「昔」の表現の使い方
- 「昔」を使った例文や短文など
- 「昔」の類語や類義語・言い換え
「昔」とは?意味
「昔」には、「時間的に遡った過去の一時期、一時点」という意味があります。
- 「昔」の読み方
「昔」の読み方
「昔」の読み方は、「むかし」になります。
「昔」の表現の使い方
「昔」の表現の使い方を紹介します。
「昔」は、「過去」「現在より過去にある物事」を意味します。
そこで、現在より時間的に遡った過去について話す時に、「昔」という言葉を使ってみましょう。
「昔」は時間的に遡れば、どの時期に対して使ってもいい言葉ですが、一般的にはかなり遡った古い過去について使うことが多くなっています。
例えば、去年の出来事を話す時、「昔」という言葉は使わず、10年以上過去の出来事を話す時に「昔」という言葉を使う傾向があります。
「昔」を使った例文や短文など
「昔」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「昔」を使った例文1
- 「昔」を使った例文2
「昔」を使った例文1
「『昔』は良かったと、誰もが言う」
この例文は、過去の一時期が良かったと、人は誰でも言うという文章になります。
このように「昔」には、「時間的に遡った過去の一時期、一時点」という意味があります。
どの時代の人も「昔は良かった」と言うものの、現在よりも、江戸時代や平安時代、石器時代の方が絶対にいいとは言えないため、「昔は良かった」という言葉は、あまりあてにならないのかもしれません。
「昔」を使った例文2
「『昔』は、この辺りには田んぼしかなかった」
この例文は、ある程度、時代を遡ってみると、この辺りには田んぼしかなかったという文章になります。
例えば現在、都内には高層ビルが立ち並びますが、明治時代まで遡れば、大部分が田畑になるでしょう。
またさらに遡れば、日本の国土のほとんどが海になるかもしれません。
「昔」の類語や類義語・言い換え
「昔」の類語や類似を紹介します。
- 「大昔」【おおむかし】
- 「遠い過去」【とおいかこ】
「大昔」【おおむかし】
「大昔」は「非常に遠い昔」を意味します。
「大昔に、この街に来たことがある」という文章は、「非常に遠い昔に、この街に来たことがある」という意味があります。
「大昔、恐竜が地球に跋扈した」などという使い方をします。
「遠い過去」【とおいかこ】
「遠い過去」は「はるか昔」「はるか昔に過ぎ去った時」という意味があります。
「遠い過去の恋愛に、今でも心を悩ませている」と言う文章は、「はるか以前にした恋愛に、今も苦しんでいる」という意味になります。
「遠い過去の恋愛を思い出して、切ない気持ちになる」などという使い方をします。
「昔」という言葉について見てきました。
「現在より過去にある物事」を一言で言い表す時、「昔」という言葉を使ってみましょう。