「年寄りの冷や水」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「年寄りの冷や水」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「年寄りの冷や水」という言葉を使った例文や、「年寄りの冷や水」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「年寄りの冷や水」とは?意味
- 「年寄りの冷や水」の表現の使い方
- 「年寄りの冷や水」を使った例文や短文など
- 「年寄りの冷や水」の類語や類義語・言い換え
「年寄りの冷や水」とは?意味
「年寄りの冷や水」には、「老人が年齢に不相応な真似や、分をわきまえない言動をすること。」という意味があります。
- 「年寄りの冷や水」の読み方
「年寄りの冷や水」の読み方
「年寄りの冷や水」の読み方は、「としよりのひやみず」になります。
「年寄りの冷や水」の表現の使い方
「年寄りの冷や水」の表現の使い方を紹介します。
「年寄りの冷や水」は、「老人が年齢に不相応な真似や、分をわきまえない言動をすること。」を意味します。
そこで、老人になったのに、年齢に不相応な真似をしている姿を見た時、「年寄りの冷や水」という言葉を使ってみましょう。
例えば定年間近になった社員が、若手社員の仕事を手伝って、残業し、しまいには徹夜したとします。
すると翌日に仕事にならないばかりか、それから数週間調子を崩してしまうかもしれません。
このような年齢に不相応な真似を、「徹夜して仕事をするのは、年寄りの冷や水だ」などと、「年寄りの冷や水」という言葉を使って説明してみましょう。
「年寄りの冷や水」を使った例文や短文など
「年寄りの冷や水」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「年寄りの冷や水」を使った例文1
- 「年寄りの冷や水」を使った例文2
「年寄りの冷や水」を使った例文1
「60歳を過ぎてからボディビルを始めると『年寄りの冷や水』と言われそうだ」
この例文は還暦を過ぎてからボディビルを始めたら、老人が不相応な真似をしていると言われそうだと感じている人についての文章になります。
このように「年寄りの冷や水」には、「老人が年齢に不相応な真似や、分をわきまえない言動をすること。」という意味があります。
ただし「年寄りの冷や水」と思われることを気にして、何もしないのではなく、リスクを理解して何でも挑戦してみるといいのかもしれません。
「年寄りの冷や水」を使った例文2
「『年寄りの冷や水』と言われても、この恋を成就させたい」
この例文は、老人が年齢に不相応なことをしていると言われたとしても、目の前の恋愛を成就させたいと思っているという文章になります。
恋愛には年齢など関係ないため、実際は「年寄りの冷や水」ではないのかもしれません。
「年寄りの冷や水」の類語や類義語・言い換え
「年寄りの冷や水」の類語や類似を紹介します。
- 「老いの木登り」【おいのきのぼり】
- 「老いては子に従え」【おいてはこにしたがえ】
「老いの木登り」【おいのきのぼり】
「老いの木登り」には、年を取った人が木登りをするのは危険で馬鹿げた行為であるという意味から転じて、「老人が危険なまねをすること、出過ぎたことをすること」という意味があります。
「年寄りの冷や水」と同じ意味があるため、言い換えのことわざとして使えます。
「老いては子に従え」【おいてはこにしたがえ】
「老いては子に従え」は、「年老いた後は、何事も子に任せて、子に従った方がいい」という意味になります。
「老いては子に従えというから、隠居して子供に会社を譲ろう」などという使い方をします。
「年寄りの冷や水」という言葉について見てきました。
老人が年齢にふさわしくない危険なまねや、出過ぎた振る舞いをすることを、ことわざで言い表す時、「年寄りの冷や水」ということわざを使ってみましょう。