「駄目を押す」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「駄目を押す」という表現を知っているでしょうか。
ここでは「駄目を押す」という表現について詳しく紹介していきます。
目次
- 「駄目を押す」の意味
- 「駄目を押す」の表現の使い方
- 「駄目を押す」を使った例文と意味を解釈
- 「駄目を押す」の類語や類義語
「駄目を押す」の意味
「駄目を押す」というのは「念のために確かめる」「念を押す」という意味です。
また、「ほとんど価値が決まっている状態でさらに得点を重ね、勝利を確定的なものにする」という意味もあり、スポーツでもよく使われます。
例えば、誰かから招待された時、本当に行っても良いのか確かめるときには「本当にいいのかと駄目を押す」と使えます。
また、スポーツでは「追加点を上げて駄目を押す」とも言えます。
- 「駄目を押す」の読み方
「駄目を押す」の読み方
「駄目を押す」の読み方は、「だめをおす」になります。
教養として知っておきたい慣用句の1つです。
「駄目を押す」の表現の使い方
「駄目を押す」の表現の使い方を紹介します。
「駄目を押す」というのは「念を押す」という意味です。
「分かり切った物事の万一の場合を考えてさらに確かめる」という意味で、日常的にも使えます。
「念のためにもう一度確かめる」という時にも使われ、例えば食事を振る舞うときにアレルギーについて「駄目を押す」ということもあるかもしれません。
誰がどの食材を持ってくるのか「駄目を押す」こともあるでしょう。
「駄目を押す」を使った例文と意味を解釈
「駄目を押す」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「駄目を押す」を使った例文1
- 「駄目を押す」を使った例文2
「駄目を押す」を使った例文1
「本当に子供を連れて行った良いのか駄目を押しておきました」
子供を連れてきていいよと言われても、場所によっては子供を連れて行くことに抵抗がある場合もあります。
場所や相手によっては子供連れで迷惑をかけてしまうこともありますので、必要に応じて誰かに子供の面倒を見てもらうなどという準備をしなければいけません。
もしも子連れでいいよと言われたら、もう一度確認しておくという人もいるのではないでしょうか。
「駄目を押す」を使った例文2
「チームの勝利は既に見えていたが、彼らは追加点を上げて駄目を押した」
試合中にすぐに勝利が見えている時、もしかしたら力を抜くことも可能かもしれません。
だいぶ点差が離れているならば、多少力を抜いたとしても勝てるだろうと思うでしょう。
しかし、それでも追加点を上げ、決定的な勝利を得ようとしたらそれは「駄目を押す」ということになります。
「駄目を押す」の類語や類義語
「駄目を押す」の類語や類義語を紹介します。
- 「確認する」【かくにんする】
- 「トドメを刺す」【とどめをさす】
「確認する」【かくにんする】
「確認する」というのは「事実や物事、成否などをはっきりと認めて確かめる」「公的機関による事実関係の認定」という意味になります。
日常的にも使える表現です。
「トドメを刺す」【とどめをさす】
「トドメを刺す」というのは「殺した後に生き返らないよう、完全に息の根を止める」という意味もありますし、「再び立ち上がれないように決定的な一撃を加える」という意味もあります。
「物事の急所を抑えて後で問題が生じないようにする」という意味でも使われます。
「駄目を押す」というのは教養として知っておきたい表現です。
ぜひ覚えておきましょう。