「自己完結」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「自己完結」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「自己完結」という言葉を使った例文や、「自己完結」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「自己完結」とは?意味
- 「自己完結」の表現の使い方
- 「自己完結」を使った例文や短文など
- 「自己完結」の類語や類義語・言い換え
「自己完結」とは?意味
「自己完結」には、「物事を自分の中だけで納得し、満足して終わらせること」という意味があります。
- 「自己完結」の読み方
「自己完結」の読み方
「自己完結」の読み方は、「じこかんけつ」になります。
「自己完結」の表現の使い方
「自己完結」の表現の使い方を紹介します。
「自己完結」は、「物事を自分の中だけで納得し、満足して終わらせること」を意味します。
そこで、何かの物事を自分の中だけで納得して終わらせてしまうような人を見たら、「自己完結」という言葉を使ってみましょう。
例えば、誰かのことを好きになり、告白したいと思ったものの、怖くなることがあります。
そこでしばらく考えて、諦めようと思い、恋を終わらせてしまう人がいます。
もし告白していたら、OKしてもらえたかもしれないのに、自分の中だけで納得し、決着してしまいました。
このような様子を見た時、「彼女の恋は自己完結した」などと、「自己完結」という言葉を使ってみましょう。
「自己完結」を使った例文や短文など
「自己完結」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「自己完結」を使った例文1
- 「自己完結」を使った例文2
「自己完結」を使った例文1
「辛い思いをしたが、時間がたち『自己完結』した」
この例文は、辛い思いをした人が、時間がたつうちに自分の中で納得でき、決着がついたという文章になります。
このように「自己完結」には、「物事について、自分の中だけで納得したり、決着したりする様子」という意味があります。
辛い出来事も「自己完結」できれば、気持ちがスッキリして、後に引きずらないかもしれません。
「自己完結」を使った例文2
「『自己完結』できるように、最後の試合に出場する」
これはあるアスリートが、自分に選手人生を自分の中で終わらせられるよう、最後の試合に出場するという場面になります。
誰が何を言おうと、自分が納得し、決着しなければ、気持ち良く引退できないかもしれません。
「自己完結」の類語や類義語・言い換え
「自己完結」の類語や類似を紹介します。
- 「自己満足」【じこまんぞく】
- 「独り善がり」【ひとりよがり】
「自己満足」【じこまんぞく】
「自己満足」は「自分が行動したことに対して、自分一人で満足していること」という意味があります。
「この作品は自己満足に過ぎない」という文章には、「ある作品が、他人を喜ばせておらず、作り手が一人で満足しているだけだ」という意味があります。
「自己満足ではいけない」「自己満足で終わらせないために」などという使い方をします。
「独り善がり」【ひとりよがり】
「独り善がり」は「自分さえよければ、他の人の忠告や意見に耳を傾けないこと」を意味します。
「独り善がりな態度を取る」「独り善がりでは、嫌われる」などという使い方をします。
「自己完結」という言葉について見てきました。
物事について、自分の中だけで納得したり、決着したりする様子を見た時に、「自己完結」という言葉を使ってみましょう。